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2008年07月20日 09:30
大我君には本当に驚きました!僕も「スーパーキッズ・オーケストラ」という素晴らしい子供のオーケストラを兵庫のホールを拠点にやっているので、子供達と一緒に居ることが多いのですが、大我君は本当に素晴らしい!と思いました。リズム感はもちろんのこと、撥さばきや、おじいちゃんのようなベテランお二人と共演しても、動揺せず伸び伸びと叩いている姿は、本当に9歳かと驚かされますね。そして、良いものに接してきた経験値が、彼の中に既にあって、それは彼のご両親が音楽を愛し、大我くんにとって大事な環境を作ってこられたからなのだと想像ができます。特に僕が素晴らしいと思ったのは、とことん好きなドラムに惚れ込んだ想いが、彼のドラムからヒシヒシと感じられることですね。いくら才能があるといっても、心底何事かに惚れ込むのには時間がかかります。でも、彼は既にそうした面白い世界に出会ったのだなと思いました。さ
あ、世界に出て行けタイガ!
のこぎり奏者(そんな呼び方あるのかな?)サキちゃんとは神戸の行きつけのジャズ喫茶「木馬」で知り合ったのです。素敵なお店で、渋いマスターのキャラがたまらなく面白いのです。ある日、その木馬のトイレにサキちゃんのポスターが張ってあって、そこには「のこぎり」と書いてあった。最初は「?」だったけど、それがサキタハヂメさんだったのです!!残念ながら、そのライブは聴けなかったのだけれど、打ち上げの飲み会には間に合って、初対面だったのに、その場で僕一人のために「のこぎり」を演奏してくれることになったのです。関西では「のこぎり奏者」=「横山ホットブラザース」でして、「お前はアホか~」の名調子は僕も大ファンなのですが、サキちゃんも彼に惚れて惚れて、惚れすぎて「のこぎり奏者」になったとか…。サキちゃんの想いに「あきれるなぁ」と思っていたら、そののこぎりでアメリカの世界コンクールに優勝までしたとか!おまけに、自分ののこぎりが空港で没収されて、他人様ののこぎりを借りて優勝したとか。「のこぎり」奏者なんて、ついついからかってしまいそうになるのだけど、彼の奏でる音はまるで人の声のよう。この音なら宇宙人とも交信できそうな気がする!サキちゃん、僕はとことんまでのこぎりを愛する君に、今度会ったら言いたい!「お前こそ、アホか~♪」
AURAの皆さんとは初めて。確かにこれまで女声でのアカペラグループは、あまりありませんでしたね。いいとこついてくるなぁって感じでした。声は誰もが持っている楽器です、だから、彼女たちの作る美しい響きは身近で、それでいて響き合う美しさということを改めて教えてくれます。今の世の中、中途半端に複雑すぎる音に溢れていると思いませんか?タバスコも山葵も、それぞれには美味しく感じるものだろうけれど、それらはあくまでもスパイスで、引き立て役で、最近の音を聞いていると、それらを同時に食べている違和感にさえ、気付かなくなってるような気がします。響き合うというのは、決して優しいことではありません。世の中もっともっと響き合わなければなりませんね。 |
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