2008年09月21日 09:30

 今日(9月19日)は以前に「題名」のゲストにも出ていただいた、脳科学者の茂木健一郎さんとの対談がありました。2時間も話すというので、そんなに話が持つのだろうかと心配したけれど、あっという間の楽しい時間になりました。300人ものお客さんが来てくださって、会場は熱気でムンムン。茂木さんの話の飛び方に、最初は慣れるのが大変だったけれど、僕もかなり話が飛ぶタイプなので、お客様はキーワードをたどりながら、よく付いて来てくださったと思います。

 

ところで、対談が終わってから茂木さんに食事に誘っていただき、まぁそこそこ酒を飲み交わしたのだけれど、その後なんと茂木健一郎と佐渡裕は「絶叫カラオケ大会」に突入したのでした。僕も今日から久しぶりの長い休みだし、「とことん行っちゃえ!」って感じで、がんがん飲んでギンギンに歌いまくりました。ちなみに僕が歌ったレパートリーは「酒と泪と男と女」、「襟裳岬」、「天才バカボン」(英語版)、「タイガーマスク」「また逢う日まで」。茂木さんが何を歌ったのかは、記憶があやふやで思い出せないけれど、ソファの上で踊りながら、楽しいというよりも、完全にお互いアホでした。
 
さて今回は、天才少年二人を紹介する回。僕は子供たちに天才という言葉を使うのは、正直抵抗があってあまり好きではない。というのも、言い換えれば、子供達ってみんな天才だと思うから。歳をとって、色々な経験を重ねて、例えばライバルから「あいつは天才だから・・」と仕事の出来に差が付くことを、あきらめられるように言われて、やっと本物の天才なのではないかと僕は思う。ただ、明らかにこれはスゴイ才能だと驚かされる子供はいるもので、今回の二人はそうしたケースの最たるものだと思う。
大我くんはまだわずか10歳。いいなぁと思ったのは、この夏休みにお父さんと、とことん遊んだというところ。ルベンくんは、番組中に東京交響楽団首席トランペット奏者でもある佐藤君が証言しているように、ラッパを吹く技術は驚き以外のなにものでもない。
ルベン君もお父さんの影響でトランペットを始めたらしい、収録中二人ともお父さんの姿が側にあった。子供の前で無理をすることなく、でも正面から子供に向きあっている二人のお父さんがとっても素敵だった。
 
茂木さんもかつてきっと天才少年と呼ばれたんだろうなぁ・・・。
「少年」という言葉が外れて、今誰もが彼のことを天才と呼ぶけれど、今夜は完全にぶっ飛んでいた。本当に最高のアホ二人でした。天才少年たちよ!いつかお酒が飲めるようになったら、一緒にカラオケに行こう。