2011年02月20日 09:30

 マンチェスターより帰国し、「ただいま~。やっぱり日本は良いね…」と思っていたら、その夜、東京はあっという間に牡丹雪!成田空港から一旦家には帰ったものの、すぐに車で行きつけのゴルフショップに行き、レッスンも受けていたので、店を出る頃にはすっかり大雪。この中で車を運転するのはかなり焦りました。次の日は時差調整のため完全にオフ。でも、朝からスポーツジムに行き、昼からゴルフの練習に行き、夕方から会議をし、夜は友人と食事に行き、更にその後には行きつけのバーで美味しいお酒を飲むはで、時差も一気に解消しました!

 

 さて、今週の放送では、プログレッシブ・ロックの名曲『タルカス』がいよいよ登場!ご覧いただいた方には、いかに僕らの世代がこのアルバムに夢中だったかわかっていただけたと思います。1970年代に全盛期を迎えるハード・ロックというジャンルは、強烈なビートを持ち大音量で完全燃焼するスタイルで、クラシックと歌謡曲しか知らなかった当時の僕にとって、クラシック音楽への反抗期とも重なり、大きな魅力があり相当惹きつけられた音楽でした。いろいろなバンドの曲を聴きましたが、中学生の頃、友達の影響から「ディープ・パープル」をコピーするバンドを結成。僕はキーボードを担当していて、まだ中学生だったのにスタジオを借りて録音までしていました。親が心配しないようひっそり練習していましたが、学園祭ではものすごいパワーで演奏を繰り広げました。学生時代のいい思い出ですね…。
その後も様々なバンドの曲を聴きましたが、その中でも今回の放送で取り上げたバンド、クラシックとの関係が強かった「エマーソン・レイク&パーマー(ELP)」には相当はまり、耳コピーも随分としました。今回取り上げた『タルカス』も素晴らしいアルバムですが、『恐怖の頭脳改革』や『展覧会の絵』のライブ盤なども、何度も何度も聴いた愛聴盤でした。


 僕には加藤という、もう40年の付き合いになる小学5年生からの親友がいます。今も東京にいると三日に一回は飲みに行くのですが、彼の音楽の知識には本当に驚かされます。もちろん得意のジャンルは限られるのですが、こうしたロック系の知識の深さには山田五郎さんもビックリされるのではないでしょうか。実は今回の企画も、東京フィルがこの吉松版タルカスを演奏したことを彼から聞かされ、その話が僕にはとても興味深かったので、題名での演奏が実現したといういきさつがありました。おかげで僕は番組で吉松隆さんと初めてお会いすることができ、なにしろこの作品に心底惚れ込んでしまいました!今は、この曲をヨーロッパに紹介し、どこかの放送オケで演奏できないか作戦を立てています。ロックといえばイギリスですから、それこそBBCで演奏できる日が来ると面白いでしょうね!