2011年04月03日 09:30

 日本に帰国してまだ数日。時差があるなどと言っている暇もなく、すぐに千葉県少年少女オーケストラの演奏会を行いました。震災後、僕にとって、日本での最初のコンサートだ。この企画は数年前から練られていましたが、プログラムがヴェルディの「運命の力」序曲と「レクイエム」という、今のこの時期に演奏をするために選ばれたような曲目。不思議さを感じてならない…。

 先週のデュッセルドルフでのベートーヴェン「第九」もそうでしたが、今回の千葉の子供達とのレクイエムも、悲しみの中で音の美しさに浸りながら、演奏会を行う意義を感じてくださっているお客様への感謝など様々な感情が、演奏の緊張感の中でどんどん溢れ出ていたように思う。それは僕の意思とは違うというか、何か不思議な力に突き上げられたかのように、僕の脳も心も身体も動いていたような気がする…。

 帰国後、時差で明らかに寝不足。だけど震災復興支援コンサートの出演依頼も多い。明日からは兵庫での定期演奏会を復興支援キャンペーンにあてており、取材なども含めて全力疾走をしなければならないだろう。
自分の子供の頃からの夢だったベルリン・フィルとの演奏会まで二ヶ月をきった。これも頑張らなければならないし、それまでに他にもやらなくてはならないことが一杯山積みだ。

 なので、突然ですが、この題名ブログ、今週で僕は最終回とさせていただきます。ベルリンまでの心境の変化などをこのブログで伝えたかったのですが、演奏会がなんとか成功したら、また嬉しいニュースとして報告できる日も来るでしょう!
長い間、稚拙な文章にもかかわらず、お付き合いくださりありがとうございました!僕は最後ですが、これからも題名ブログは続きますので、どうぞお楽しみに!