こんにちは!キャンディーです。
今日の放送内容は4/12に収録したのですが、そもそも長年番組を支えて下さっている出光さんが今年創業100周年を迎えるのにあたり、その記念企画「日本の西洋音楽史100年」を収録すべく2年前より準備を進めていました。演奏して下さった東京フィルハーモニー交響楽団は日本に初めて誕生したオーケストラで今年100歳を迎えます。そしてその東京フィルの副理事を務めていらっしゃるのがなんと黒柳徹子さんなのです!演奏家も出光音楽賞を受賞された方を中心にさだまさしさん、平原綾香さんなどのご出演で、山田耕筰がおよそ100年前に初めて書いた交響曲や長く年末の風物詩として愛され続けているベートーヴェン「第九」、西洋音楽の影響を受けて誕生した歌謡曲など、まさに日本の100年を語るのにふさわしい華やかな作品を中心に準備をしていました。
ところが東日本大震災が起こり、復興応援「今、音楽にできること」に企画変更したのですが、これ以上この復興応援企画にふさわしい方がいらっしゃらない出演者ばかりで、なにか運命のようなものを感じてなりません。
子供の歌声が印象的だった1曲目の「戦争レクイエム」ですが、実はこの子供合唱団、3/12にこの作品で演奏会を予定していたところ震災で中止になっていました。そのことをたまたま耳にし今回ご出演頂きました。あまり演奏機会の多い作品ではなく、ソリストを務めて下さった福井敬さんと森麻季さんも今回初めて歌われたそうです。そしてバリトンのキュウ・ウォン・ハンさんは、今回の収録のためにわざわざ韓国から来日して下さいました。海外アーティストの来日キャンセルが続出する中、本当にありがたいことです。
今、音楽に何ができるのでしょうか?震災以降の佐渡さんの「題名日記」からもその苦悩が伝わりますが、そんな佐渡さんと共に番組では「祈り」「勇気」「チカラ」という言葉にたどり着きました。今週の放送は「祈り」でしたが、被災者の皆様はもちろんのこと、心を痛められた皆様にもこの祈りが届けられればと思います。
