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2011年06月26日 09:30
こんにちは!「題名」裏側ウォッチャーのキャンディーです。大雨が降ったり、真夏の暑さの今週でしたが、みなさんお変わりありませんでしょうか? さて今日の放送は日本を代表する超大物歌手の皆さんに“しりとり”で歌謡曲を歌い継いで頂くという、加山雄三さんをもって「こんな番組初めてだ!」と言わしめた前代未聞の無謀な企画でしたが、お楽しみ頂けたでしょうか?次にどんな歌が出てくるのかが分からないドキドキ感と、一方でどれも昔から歌い親しんでいるため、気がつくとずっと口づさんでいるワクワク感とがあいまって、あっという間の33曲でしたね。 そもそもこの企画が誕生したのは佐渡さんの一言がきっかけでした。震災直後、音楽家の無力さに苛まれていらっしゃった佐渡さんに、さだまさしさんが「何百年も愛され続けているクラシック音楽のチカラはすごい!」と、音楽で日本に元気を送ろうじゃないか、とお話しされたそうです。 佐渡さんはそれで大いに励まされたのですが、クラシック音楽に限らず日本の歌謡曲も長く歌い継がれている曲がたくさんあるので、「出光創業100周年記念企画」という特別企画で何か特集できないか、と提案されました。そこで、ただ名曲を羅列しても芸がないので“歌い継ぐ”のであれば“しりとり”で、と思い生まれたのが今日の企画でした。 実際、これだけの大物歌手のみなさんにこんなばかばかしい企画を提案してもいいのだろうか?とビクビクしていましたが、本番前日に行われたリハーサルで加山雄三さんが「いや〜、楽しいね!」と、ご自身の歌を一部替え歌にしたり(本番ではちゃんと原曲で歌われていましたが)遊び心満載で臨んで下さったことを筆頭に、みなさんご自身の順番のみならず、33曲ずっと歌いっぱなしで心底歌を楽しんでいらっしゃいました。天童よしみさんは美空ひばりから松田聖子まで見事に歌い上げましたが、歌のうまい人にジャンルは関係ないんですね。そして今回初登場の“歌うまい芸人”友近さんですが、あれだけの歌手に囲まれてよくぞまあ、堂々と歌われたものだなあと大物ぶりを発揮されていましたね。ものまねに逃げず、真摯に取り組まれていたお姿に、今後の企画提案の可能性を感じました! 最近、CMでも昔ながらの歌謡曲がカバーされているものを多く見かけますが、節電問題や異常気象など、不安なことがいっぱいあるからこそ、歌でも口づさんで気持ちは楽しくしていきたいですね。
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