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2012年06月10日 09:30
こんにちは!「題名」裏側ウォッチャーのキャンディーです。
今週は「題名のない音楽会」収録ラッシュでした!どの内容もとても充実した興味深いものでしたが、特に「日本」をテーマにした2つのプログラム、「日本の交響曲史100年」と「日本の美しい歌」は、改めて日本の音楽の底力を見せつけられました。前者は山田耕筰が初めて日本人として交響曲を作曲して今年でちょうど100年を迎えるので年代ごとの代表作を独断と偏見で選出し演奏したのですが、どの作品も時代を反映しながら生き生きと存在し、こんなに内容豊かな作品だったとはと驚嘆しました。また後者の歌曲特集は、“日本人としてのDNA”とでも言うのでしょうか、日本のメロディは胸に染み入ります。放送はまだ先ですが、どうぞお楽しみにされて下さい。
さて今日の放送、東京佼成ウインドオーケストラのポップス特集、いかがだったでしょうか?あまり吹奏楽になじみのない方にとっては、ブラバンの音と言えば「野球の応援」という印象が強いかと思いますが、そのはじまりは大学野球の応援としてスタートしたようです。「この曲、早稲田大学の野球部のテーマだったんだ!」と初めて知るほど、いまやプロも含め日本の野球界には欠かせないメロディーとなっていますよね。そもそも戦の出陣時、ラッパや(日本ではホラ貝?)太鼓が打ち鳴らされて戦士の士気を鼓舞したように、スポーツの熱気をさらに盛り上げ、血沸き肉踊る音楽を奏でることが出来るのが、やはり吹奏楽の魅力の原点なのではないでしょうか? 世界有数の吹奏楽大国である日本ですが、これからもますます、日本独自の文化を築き上げていくことを応援したいと思います。
さて来週は残念ながら放送はお休みですが、「キャンディーちゃんの題名日記」はありますので、是非お立ち寄り下さい!
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