2012年07月15日 09:30

 こんにちは!「題名」裏側ウォッチャーのキャンディーです。今週、佐渡さんはご自身の母校である京都堀川音楽高等学校にオーケストラの指導へ出向かれました。今月始まる兵庫芸術文化センターでのオペラ「トスカ」のお稽古の合間を縫って、毎年行かれているそうなのですが、今回は「題名のない音楽会」も密着取材をしました!実はそこで番組と縁の深いある人との再会があったのですが…。人の縁って不思議です。この模様は秋頃放送予定ですのでどうぞお楽しみに!詳細は改めてご報告します。

 

 さて今週の放送「ディズニー音楽特集」いかがだったでしょうか?いつまでもいくつになっても色鮮やかな感動を呼び起こすディズニー映画ですが、改めて鑑賞すると、その夢のある壮大な世界観に心動かされます。まだまだ映画・テレビ創成期であり、また大きな戦争と直面するという大変な時代に、常識にとらわれず「いいもの」にこだわって作り上げたウォルト・ディズニーですが、「本物の持つ力」は永遠なのですね。 ディズニー映画が永遠である理由の大きな一つとして、やはり音楽の力が挙げられるでしょう。ウォルトの音楽好きが素晴らしい才能を持った音楽家を引き寄せたようですが、「ファンタジア」を指揮したストコフスキーもその一人。フィラデルフィア管弦楽団の常任指揮者としても当時大人気だったストコフスキーですが、そもそも「ファンタジア」を手がけるようになったきっかけが、偶然ウォルトと同じレストランで食事をしており、自らクラシック音楽をアニメ化を提案したというからびっくりです。クラシックのオーケストラ音楽の持つ想像力をかき立てる世界を、子供のみならず大人に向けても分かりやすく、かつより夢を持って再現できるなんて、本当に素晴らしいことですね。これだけ音楽に力を入れたので、音楽収録も予定より大幅に予算がかかり大変だったそうですが、出来上がった作品のクオリティを考えると納得です。  来週も引き続きディズニー音楽を特集しますが、ゲストに「マツケンサンバⅡ」の作曲でもおなじみ宮川彬良さんをお迎えし、「なぜディズニー音楽は愛され続けるのか」大きな理由3つを大発見しますのでどうぞお楽しみに!