2013年04月07日 09:30

こんにちは。“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。

新年度になりましたね。東京では桜はすでに葉桜となり、春の嵐に右往左往していますが、皆さんの街はいかがでしょうか?

 今週末の佐渡さんは、本拠地兵庫で定期演奏会を開催しています。演目は以前番組でも特集しましたオルフ作曲「カルミナ・ブラーナ」です。そちらでご出演のカウンターテナー彌勒忠史さんですが、先日「芸術選奨文部科学大臣新人賞」を受賞されました!素晴らしいですね。5月に収録予定の「歌ってみまSHOW !」では、審査員としてご登場頂きますのでどうぞお楽しみに!

 

 さて今週の放送は、2人の若き才能あふれる女性演奏家をご紹介しました。お一人は宮本笑里さん。番組でお馴染みの元世界的オーボエ奏者で現在「東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団」音楽監督の宮本文昭さんの愛娘でもいらっしゃいます。放送でもチラッと流しましたが、笑里さんがソロデビューされた年に、親子でご出演頂きました。あの頃の印象は、まるで思春期の女の子のように、お父さんをウザがっている笑里さんでしたが、今はもう一皮も二皮も剥けた感じで、すっかり成熟した大人の女性と成長していました。音楽もそうですよね。「自分の音」を探求し続けているご様子が音色にきっちりと表れていたように感じます。

あれだけの世界的な演奏家の父親を持つと、さぞかし大変だろうな、と思いますが、見事に独自の道を歩まれている様子がとてもたくましいです。

 そしてもう一人、挾間美帆さん。挾間さんとはまだ国立音楽大学に在学中の時から、番組ではオーケストラ編曲をお願いしていました。佐渡さんからの強い推薦でお願いしていたのですが、その頃から彼女はすでに音楽業界では注目の的で、数々のジャズコンクールの審査員を務めていらっしゃる前田憲男さんからも「あの子はすごい!」とのお墨付きでした。なので、各所からの編曲依頼で引っ張りだこ状態で、アメリカに留学中でも、日本からの依頼を引き受けながら学生生活を送っていたという強者です!世界デビューも決定し、ますますこれからが楽しみな逸材です。

 

 2人とも、容姿端麗ということだけに頼らず(笑)、しっかりと自分に厳しく磨き続けているという演奏家です。これからの活躍がますます楽しみです!

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