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2010年08月15日 09:30
毎年夏に開催している「佐渡裕ヤング・ピープルズ・コンサート」を故郷京都と兵庫で2回、合計3公演終えました。紙芝居屋さんに扮するパントマイムの上海太郎さんと、この題名ブログでもお馴染みの田中千絵さんの描いてくれた絵が子供達を惹きつけたようです。今年のテーマは「バーンスタイン物語」。バーンスタインに大きな影響を与えたガーシュインやコープランドなどの名曲をお届けし、前半の締めは題名のテーマ曲としてもお馴染みになった「キャンディード序曲」でした。この夏は本当に何度もこの曲を演奏しました。後半にはレニーの曲も紹介。「ディベルティメント」ではオーケストラが総立ちで踊りながら演奏しました。今回の目玉は最後の曲、マーラーの「交響曲第五番」の終楽章、15分以上もある大曲ですが、気迫溢れるオーケストラの演奏に子供達から大きな拍手が起こりましたし、何よりも一緒に来てくれている大人が感動し興奮している姿を子供達は横の席でひしひし感じるのでしょうね。目をキラキラさせ、飛び上がるように拍手をしてくれている子供達を見ると、演奏しているこちらが本当に深く感動させられます。オペラ「キャンディード」から始まり、今回のYPC公演と、この夏はバーンスタインの素晴らしさを少しは伝えられたのではないかと思います。彼が亡くなって20年。あっと言う間でしたが、その魅力は色褪せることなく、それどころか作曲家としての才能、指導者としての功績は、益々大きな意味を持って拡がっているのだと改めて思いました。 さて、放送は「題名サマースクール」の最終回でオペラの魅力をお伝えしました。指揮者の沼尻さんと僕はもう25年の付き合いで、昔僕が小澤征爾先生のレッスンを受けた時にピアノの伴奏をしてくれました。ヨーロッパでも一緒に飲みに行ったりした仲ですが、何十年も経った今もこうして二人とも指揮で飯を食えて、今もお互いをライバルとして尊敬し、刺激しあえることをとても嬉しく思います。真面目そうな外見なのに、結構笑わせてくれるキャラクターは、びわ湖ホールの芸術監督になられて、関西人の血がしみこんできたからでしょうか?これから沼尻さんも僕も、もっともっとオペラの面白さを伝えて行きたいと思います。
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沼尻竜典さんのおもしろトークに思わず吹き出してしまいました。こんなに愉快な人とは・・・バリトンの黒田博さんも見かけによらず面白い人なので(兵庫芸文で「メリー・ウィドウ」を観て以来ファンです)、どんな演奏、演出になるのかとても楽しみにしておりました。
わずかな時間ながら、「ドン・カルロ」の世界に引き込まれたような気がします。黒田ロドリーゴは最初から最後まで気品に溢れ、感動を与えてくれました。本当に素晴らしい演奏でした!
それにしても出演者の顔ぶれが豪華ですね。某局の年初のオペラコンサートに匹敵するのでは?
これからも日本の素晴らしいオペラ歌手たちを聴かせて下さい。
とはいえ、先日のキャンディードも大変感動的でした。佐渡さんについていけば間違いないような気がします。
こんばんは!
毎年兵庫でYPCに参加させて頂いています!
私は今16歳なんですが、小さな頃からこのコンサートのおかげでクラシックが大好きです!
今は学校で声楽を勉強しています。
今回のコンサートの開演前に佐渡さんにはじめに握手していただけて幸せでした。
本当に本当に佐渡さんのつくる音楽が大好きです!
佐渡さんのように人を幸せにできる人になれるように頑張りたいとおもいます!
来年のYPCも楽しみです!
ありごとうございました。
熱い日がこれからも続きますが頑張ってください。心から応援しています!
YPC初参加でした。一人で参加しましたが、ホールでの手づくり楽器の場所では、見ず知らずの男の子と、「これはどうして音が変わるんだろうね」「さあ」などとお話しながら、たのしませていただきました。コンサートのラストでは、DVDしか聴いたことがなかった生マンボを聴き、念願の「マンボ!」を叫ぶことができて、幸せでした。キャンディードとYPC 最高の夏休みになりました。ありがとうございました。
YPC初参加です♪
佐渡さんのバーンスタイへの愛や感謝がいっぱい詰まった本当に暖かいコンサートで親子共々感動させて頂きました♪♪
娘は家に帰って上海太郎さんの真似ばっかりしてます…(笑)
PACをこのシーズンで辞められるお名前はわからないのですが男性外国人のバイオリニストの方…本当にいつも素敵な笑顔で楽しそうに演奏されてて大好きだったのですごく残念ですが今後のご活躍お祈りしてます!!!演奏終わられて佐渡さんを始めみんな代わる代わるその方と抱き合っていらっしゃってて映画のワンシーンみたいで感動しました…
今年初めて、YPCに娘と参加しました。私は子供の頃エレクトーンを習っていて音楽はとても大好きでした。娘にはピアノを習わせ中学になりチェロを習い部活動も管弦楽部に入りました。今回のコンサートは親子共々楽しみでした。娘はメモを取りながら鑑賞をしていて、とても感動していました。
佐渡さん、本当に素晴らしい機会をありがとうございます。佐渡さんの全身で表現する指揮にも感動しました。マーラーの第5番終楽章を夏休みの音楽鑑賞レポートにしていました。
来年も楽しみにしています。今後とも素晴らしい音楽に触れる機会をたくさん作って頂きたいです。
ありがとうございました♪
毎年、娘のお友達を誘って、YPCに行っていました。
夏の恒例行事の一つでした。
今年は、東京で開催されず、日程上関西にも出かけられず、寂しい夏でした。
佐渡さんがお忙しいのは、十分理解し知ますが、来年はまた是非、東京でも開催してください。
キャンディード、とても感動しました!!!
夏のコンサートもまだまだ続きますね。
暑いですが、それ以上に熱いハート、どうぞお体大切に、乗り切ってください!
身体で受け止める生の演奏、コンサート会場の空気感を肌で感じること・・・
子供たちにとっては、一生、忘れられない体験をしていると思います。
いい音楽に出会える機会をこれからもよろしくお願いします。
お身体大切にされてくだい。