2008年12月07日 09:30
毎年12月の初めは大阪での「サントリー1万人の第九」に全力投球の僕です。1万人の出演者がいれば、1万通りのストーリーがあります。みんなが一生懸命ドイツ語を覚え、精一杯の声を出して、ベートーヴェンが創った音の神殿を体感します。みんなで手を繋ぎ、身体中の細胞全てが目の前の空気と共に振動し、素晴らしい響きが生まれます。人って素晴らしい!生きているって何て素敵なんだろう!1万人の合唱は、改めて人が生きて行くことの真理を示し、大きな大きな喜びを与えてくれます。人間捨てたもんじゃない!
「自分は息子を100%支持する。」それは今回のゲスト、谷川賢作さんにお父様の俊太郎さんから贈られた何気ない言葉です。僕はその言葉にドキッとしました。当たり前のことかもしれないけれど、父親と子供という関係を、とてもはっきりと言い切られたと思いました。お二人でお揃いの「かっぱかっぱらった」のTシャツを着て、なんて素敵なんでしょうね…。賢作さんが生み出す音は、幸福の音がします。思いやりがあり、温かく、それでいてやんちゃな匂いもする。僕の大好きな「パリャーソ」というユニットを一緒に組んでおられるハーモニカの続木力さんは、もっと力が抜けていてそこがとても魅力。名前がチカラなのに!!本当、人って面白いね。 |
パリャーソの演奏を聴いて、すぐにCDを入手しました。
続木さんのハープ、すごくかっこいい・・・。先にテレビで観ていたので、続木さんの姿と音のギャップ(ごめんなさい!)も非常に面白かったです。
それにしても、パリャーソの演奏は本当に温かいですね。
とても良いものを教えていただきました。
ありがとうございます。
機会があれば、ぜひライブで聴いてみたいです。
佐渡さんはコメントにも登場されるのですね!悲惨な事件が多いこの頃ですが、日曜の朝に気持ちいい親子が見れて幸せでした。
「1万人の第九」を歌って燃え尽きました(笑)帰宅後、録画で見たのですが、谷川俊太郎さんと賢作さん、すてきな親子関係ですね。谷川俊太郎さんといえば私は「歩くうた」という詩がとても好きです。「人には歩く自由がある」という言葉に、力強い人間愛を感じます。「ことばあそびうた」もいいですよね。日本語って美しいな、面白いな、と思える詩がたくさんありますよね。そして賢作さんの曲はしみじみ「音楽っていいな」と感じられる・・・。そういうところ、やはり感性が似ておられるんだろうなあ。
でしょう!何て素敵な親子なんでしょう?喜びも痛みも別け合って、親子なんでしょうかね…。
第九お疲れ様です(まだ続くと思いますが(^^)。
アトムの詞が谷川さんだったなんてこの年になるまで知りませんでした・・・(^^;。大人になってから「あしたのジョー」の作詞が寺山さんだったと知ったときの驚きに似ています(笑)。
「かっぱかっぱらった」は中学の頃、演劇部の子達が発声練習で使ってたのが毎日のように聞こえてきてました。これも谷川さんだと知ったのは大人になってからです(なぜかずっと「とって喰ってた」と憶えていました・・・(^^;)。
お花を受け取るように詩も受け取って欲しい、というのが印象的でした。すてきなたとえかただと思いました(^^)。
谷川俊太郎さん大好きです♪
ほんわかほっこり、こころがあたたかくなりました♫
今日もステキな放送をありがとうございました。
佐渡さんのおっしゃるとおり、「息子を100%支持する」という言葉に感動しました。つづいて、あの朗読と演奏・・・「さよなら」の歌声に涙してしまいました・・
親子愛、家族愛を感じさせていただきました!
心温まる親子ですね!何と言っても俊太郎さんが若い!おそろのTシャツも素敵でした。ホッとするひと時ありがとうございました!!
「かっぱかっぱらった」の詩、昔よく口に出していたのを懐かしく思い出しました。詩と音楽のコラボレーション、朝から心が表れる気持ちでした。ありがとうございました。
俊太郎さんが「息子が80になっても90になっても援助する」とおっしゃっていたのも印象に残りました。ご自分の希望のある未来(命)を光をもって見つめていらっしゃるような気がしました。
佐渡さんのお友達紹介シリーズですね。
穏やかな日曜の朝、大詩人谷川俊太郎さんご自身による自作の朗読をご子息賢作さんの音楽を交えながら聴いていて、ふと武満徹さんのことを思い出しました。
「ファミリー・ツリー」という晩年の作品も、そう言えば谷川俊太郎さんの手になるものでした。
広大無辺に広がる途方もない宇宙の中の、ちっぽけな、それでいて穏やかで自然体の家族のつながり。
家族的な音楽っていいな。