こんにちは。“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。年内最後の三連休ですがいかがお過ごしでしょうか?テレビ朝日のある六本木ヒルズはクリスマス色で染まり、イルミネーションと東京タワーのライトアップを撮るカップルで賑わっています。楽しんでいる人で街が溢れているのは、幸せな気分になります。
さて今日は早くも年内最後の放送で、今月3日にあった「第23回 出光音楽賞受賞者ガラコンサート」の模様をお送りしました。そもそも出光音楽賞は、「題名のない音楽会」が放送25周年を迎えた年に創立した、将来有望な若手演奏家にお贈りする賞で、現司会者の佐渡裕さんも第2回の受賞者です。
今回受賞されたのはまずヴァイオリンの黒川侑さん。今回初めてお会いしましたが、ニコニコおしゃべりする好青年です。お肌もツルツルで、天使のような印象を与えますが、演奏を聴いてびっくり!まるで歴史上の人物が弾いているかのような、年代感ある重厚な力強いサウンドに心打たれました。実は前日のリハーサル時、黒川さんのヴァイオリンの弦が1本切れてしまい、もしこれが本番だったら、とドキドキしました。その位白熱したリハーサルを経てでの本番でしたから、テレビでもその迫力は伝わったかと思います。
続いてファゴットの福士マリ子さん。福士さんには10月に放送した「日本の協奏曲」特集で、池辺晋一郎さん作曲ファゴット協奏曲のソリストとしてご出演頂いたので、記憶に新しいかと思います。福士さんは「ファゴットが大好き!」というオーラを全身で発しており、ひとたび楽器の話になると、もうおしゃべりが止まりません!こんなにファゴットが大好きな方が、オーケストラのファゴット首席奏者を務め、そして発見されて間もないファゴット協奏曲を演奏し広め、そして実力も認められるとは、なんて幸せなことでしょう。なかなか取り上げる機会がないファゴットという楽器の可能性を広げられる希有な人材です。
そしてテノール西村悟さん。西村さんにも以前、「第九」特集でソリストとしてご出演頂きましたが、その頃実は、声楽家としての将来を杞憂されていたそうです。そんな時に佐渡裕さんの温かい支援を受け、声楽家としての道を歩み続けると決意した矢先、今回の賞を受賞されたとか。一生懸命頑張っていればその姿を誰かが見ていて、誰かが手を差し伸べてくれるのだ、と勇気が湧いてきます。西村さんは現在売れっ子で、このガラコンサートの直前も直後も「第九」のコンサートがびっしり詰まっていましたよ。
今までの受賞者と同じく、今回の3名も日本を代表する演奏家としてますます世界に羽ばたいていくかと思います。どうぞ、これからもご注目下さい!
次週、放送はありませんがブログは更新しますので、どうぞお立ち寄りください!
