2013年11月17日 09:30

 こんにちは。“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。

 今週は、佐渡裕さんがイギリス・マンチェスターでBBCフィルを指揮されるということで、追っかけ取材に来ています!

 佐渡さんとBBCフィルと言えば、2011年3月に日本ツアーで大盛況の中、横浜公演の会場に向かう途中、3月11日の大震災に遭います。

 BBCフィルのメンバーは震災直後も演奏活動を希望したものの、国(イギリス)からの命令で強制帰国。しかし2年後の今年の春、約束通り途中で延期になっていた日本ツアーを再開し、大きな感動を残してくれました。

 そんな深い絆で結ばれた佐渡&BBCフィルが、ヴァイオリニストの庄司紗矢香さんと共にBBCフィルのお膝元、マンチェスターで公演をします。取り上げる曲は、イギリスとフランスの近代の作曲家による作品の他、佐渡さんがBBCフィルへ、ある気持ちを込めた作品を指揮します。皆さんもよくご存知の曲ですが、何でしょう?これらはすべて来年2月に放送予定ですので、どうぞお楽しみに!

 

 さて今日の放送は、世界でも大活躍する指揮者・井上道義さんがなんと6役もこなした名作「ピーターと狼」をお送りしました。

 普通、指揮者と言えば大勢のオーケストラを前に悠然と構えている姿が印象的なのですが、今日の道義さん、すごかったですね!少年ピーターを演じたかと思えば、アヒルの鳴き声をまねたり、しまいにはペットのまひるちゃん(アヒル)まで登場し、ハラハラドキドキで一時も目が離せませんでした。指揮者、しかも大がつくほどの巨匠であるのに、体全体で作品にぶつかる姿は、すでに音楽を聴かせるための演奏ではなく、その先にあるメッセージをいかに思いを込めて届けるか、まさに型破りな工夫の連続で心を打たれました。

 この井上道義版「ピーターと狼」は、道義さんにとって今まで何度も演奏会で取り上げていらっしゃった十八番でしたが、なんと今回の放送でおしまいにするとか。そういう意味でもとても貴重な放送となりました。

 

 それにしても、指揮者の道義さんにここまで演出されると、私たちテレビスタッフも負けていられません!来週以降もみなさんに音楽のドキドキをお届けしますので、どうぞお楽しみに!

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視聴者からのコメント
2013年11月21日 21:22
ちひろ

我が家も6歳と4歳の子どもが、最初から最後までテレビにくぎ付けでした!

2013年11月21日 13:21
カルロス・イナイイナイバー

あれから何度も録画を見直しております。構成も音楽も本当に最高!楽しかったです。井上さんの仕掛けに反応する楽団員の方が可愛かったなぁ…

2013年11月18日 11:25
aikoko

小1と年少の子どもはとても興味津々で最後まで見ました。最後に大興奮!
楽器でいろいろ表現できることもよーく分かりました。
楽しかった!
是非再放送してほしい!
このような分かりやすい音楽会をたくさん聞きたいです。
よろしくお願いします。

2013年11月18日 11:12
ピーチ

素晴らしかったです!
録画したかったー!
是非もう一度ピーターと狼放送お願いします。
子供と一緒に楽しみにしてます。

2013年11月17日 17:29
しゅんすけくん

素晴らしいです。思わず引き込まれました。楽しいし、わかりやすいし。
え~っ!最後なのですか?再放送を録画しなくっちゃ。

2013年11月17日 14:34
しんのすけくん

素晴らしい‼︎の一言に着きました。
終わった途端TVに向かってブラボー♫って叫んでしまいました。
楽しい放送ありがとうございました♡

2013年11月17日 11:57
たいまま

井上さんの芸の深さに脱帽です。
最後は画面に向かって家族みんなでブラボーの嵐でした。
ホールに入れない未就学のお子さんに音楽の楽しさをこれからもどんどん発信してください。
(昔井上さんの指揮で歌った第九の楽しさを思い出したオバサンより)

2013年11月17日 11:33
題名ファン

誰もマネできないパフォーマンス。確かに大変ですね。これで最後・・。あとは人形劇?にバトンタッチかな?シエナさんのように被りものもありかな?…確かに雑食性の我々が一番他の命をいただいている。なので感謝祭を!この番組でもうなさってる?何度でもしてくださいませ。

2013年11月17日 10:16
まっすん

もう最高でした。
くぎづけになり、最初からニヤケっぱなしで、最後は大爆笑してしまいました。
オーケストラで、こんな楽しいの初めてでした。

井上さんの他の楽しいのも聞きたいです。
どうぞ是非また放送してください。