2013年08月11日 09:30

 こんにちは。“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。

 今日からお盆休みで帰省中の方も大勢いらっしゃるかと思いますが、おかげで都内はガラ空きで快適です!河口湖ステラシアターでの特別収録もあと10日となり、スタッフ一同休日返上で準備にかかっています。とても楽しい内容に仕上がっていますよ。いらっしゃる方は、富士急行で「題名のない音楽会特別列車」を運行して下さいますので是非ご利用ください。詳しくは番組HPトップページまで。

 

 さて今日は夏休み特別企画第1弾として、日本3大プロ吹奏楽団である東京佼成ウインド・オーケストラ、大阪市音楽団、そしてシエナ・ウインド・オーケストラ(以後それぞれ佼成、市音、シエナと略)の名演奏特集でした。現在、全日本吹奏楽コンクールは県大会真っ盛りですが、そんな中高生の憧れの的が大集合した贅沢な回でした。

 佼成と市音は、全日本吹奏楽コンクールで課題曲の参考演奏の録音を2年ずつ交代で担当しています。なので中学高校の部活で吹奏楽を経験した人の大多数がこの2団体の音に親しんできたと言えます。佐渡さんご自身も中学生時代に取り組んだコンクールの課題曲演奏をしていた佼成の音を、レコードの針が擦り切れるまで何回も聴いていたとお話しされていました。

 一方で、佐渡さんが首席指揮者を務めるシエナでは、「吹奏楽コンクールばかりが吹奏楽の楽しみ方ではない」と、学校の文化祭で中高生でも真似できそうな作品の演奏にコンサートでは楽しい演出をつけて取り組んでいます。

 

 日本が世界でも有数の吹奏楽大国でいるのは、こういった学生の憧れとなるプロ楽団の存在と、その間をつなげる丸谷明夫先生(今年の5月、吹奏楽連盟の理事長に就任されました)の存在は貴重です。大阪市音楽団は来年から体制が代わりますが、音楽を愛する豊かな日本の未来のためにも、是非頑張って頂きたいです。

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視聴者からのコメント
2013年08月17日 20:03
ラッパ

日本3大プロ吹奏楽団特集は、各々の楽団の特徴がわかり、とても楽しませてもらいました。各々の楽団の演奏をもっとじっくりと聴いてみたいと思いました。特に、歴史のある大阪市音楽団の演奏が聴いてみたいです。今後も「題名のない音楽会」の楽しい音楽を楽しみにしています。

2013年08月12日 23:22
サンゴ

佐渡さんのファンです。娘も吹奏楽で本当に熱い夏でした。番組も毎週楽しみにしております。

2013年08月12日 11:50
ケイト

「題名」をかかさず見ているので、吹奏楽のこともすこしづつわかってきた気がします。
コンクールや高校野球の地区大会で大忙しの若い皆さん、熱中症に気をつけて頑張ってください。