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2013年05月19日 09:30
こんにちは。“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。 今週から佐渡シエナの国内ツアーが始まりました。先日番組でもご紹介した新進気鋭のジャズ作曲家・挾間美帆さんのオリジナル曲「Mr.O」の吹奏楽バージョンも誕生し、大変盛り上がっているようです。すでにほぼ完売状態のようですが、チケットお持ちの方、どうぞお楽しみに。
さて、今日の放送では佐渡さんの十八番、ハイドンの交響曲第44番「悲しみ」を特集しました。佐渡さんというと“熱い指揮者”のイメージから大編成のオーケストラ曲ばかり振っていると思われがちですが、実はこのような小編成のハイドンも得意な作曲家の一人なんですよ。 ゲストはおなじみ青島広志さん。実は収録時、この「ハイドン」回は2本収録の後半プログラムだったのですが、青島さんは前半プログラムと勘違いをし、早い時間に着替えも済ませスタンバイをしていました。出番はまだ先だと分かると、そこからどうやら“庭師”の役作りに入り込んでしまい、ふたを開けたら「カールおじさん?」と見間違えるようなあられもない髭メイク姿に。「家政婦は見た!」を意識したセンスの悪いスカーフを首に巻きながら「レレレのおじさん」のように登場し、「怪物くん」の替え歌で「ハイドンくん」を歌ったりと、どれだけパクれば気が済むの?というほど混在したキャラクターのオンパレードでした。 でも一番マッチしていたキャラクターは、やはり“青島広志”役でしょうか。よくもまあ、あれだけ自らの悲惨なエピソードを面白おかしくお話しできるなぁ、といつも感心させられます。 とはいえ、あまり下世話な話ばかりになって、番組の品格が落ちたらどうしよう…と心配していましたが、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団は、そんな青島さん色をきれいに洗い流してくれる素晴らしい演奏でした。 今回、戸澤さんと松野さんというコンサートマスターお二人揃ってのご出演だって気づかれました?気合満々の演奏に心を打たれました。
ということで、来週もお楽しみに!
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ハイドンの交響曲は数が多すぎて正直どの曲を聴いてよいのかわからず敬遠していました。今回の44番「悲しみ」は良かったです。4楽章なんて大好きなモーッアルトの交響曲第25番をほうふつとさせました。3楽章は自身の葬儀の際に演奏をというくらいだから、この曲を気に入っていたのでしょうね。
ところで名曲百選の⑳ということですが、①~⑲までどんなラインナップでしたか、機会があれば紹介して下さい。