こんにちは。“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。
東京はすっかり春の陽気となりました。昼の時間もどんどん長くなっていますね。国立大学の合格発表も終え、すべては春のスタートを待つばかりといった感じです。
そんな今日は、イタリア最高峰の音楽大学・ミラノ音楽院ジュゼッペ・ヴェルディの特集でした。今までもパリのコンセルヴァトワール、京都の堀川音楽高等学校など、“未来の大器”が学ぶ学校の取材を重ねていましたが、そのイタリア版です。
取材を行ったのは昨年11月、ちょうど佐渡さんがトリノ王立歌劇場でオペラ「カルメン」を指揮していた頃でした。ミラノの中心街に学校はあるのですが、一見したところどこが学校?と迷ってしまうほど目立たず、むしろ隣にある教会の方がよっぽど存在感があるような場所です。
取材は朝8時30分からスタートしたのですが、門をくぐってびっくり!ロの字型に校舎が立っているのですが、その回廊を学生がグルグルと全力疾走でランニングしているのです。みんなが普通に歩いている廊下でランニング…。名門音楽大学でまず目にしたのがこの体育の授業でした。
その後校内を取材しましたが、特に個人レッスンは時間が流動的なようで、次のレッスンが何時から始まるのかよく分からない、とウロウロしている学生さんの姿が印象的でした。日本の大学はしっかり時間割があって、変更がある際も教務課などの掲示板に張り出されていますが(むしろ今はネットなのでしょうか?)少なくともミラノ音楽院ではそのようなシステマティックな様子は見当たらず、まだ言葉が十分ではない留学生などは大変だろうな、と思いました。
しかし、実際演奏家として社会に出たら、自分で情報を確かめて自分で仕事を築いていかなければいけないので、そういう意味では卒業後の実社会の縮図がそこにはありました。
なによりこのミラノ音楽院の素晴らしいのは、学長も卒業生もお話ししていましたが、演奏技術を学ぶだけでなく、学生時代にプロの音楽団体との接触機会を学校が提供してくれている点です。それこそ演奏家は学校を卒業後、レールのない社会に手探りで潜り込んでいくことになりますが、きっかけがあるとどれだけ心強いことでしょう。しっかり演奏家として活躍することを前提とした教育課程、さすが200年の歴史を持つ、世界中から留学生が集まる名門校です。
若い学生の皆さんが輝かしい未来に向かってまい進している姿を見ると、頑張りたくなりますね。番組では今、「振ってみまSHOW!」と「歌ってみまSHOW !」の募集も行っています。暖かくなってきて何かを始めたい、と思われた方、是非ご応募下さい。お待ちしております!
