こんにちは!“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。
さて今日の放送は、つい先日、兵庫県立芸術文化センターで収録した「宮川彬良さん率いる大阪市音楽団」の特集でした。佐渡さんが「題名のない音楽会」司会に就任されてから初めて関西地方にお邪魔したということもあり、お客様の熱狂的な歓迎を受けての収録でした。
今日のメインゲストは「大阪市音楽団」。日本で初めて西洋音楽の楽団が結成されたのは、薩摩藩の鼓笛隊、つまり吹奏楽団だそうですが、それが大きな意味で大阪市音楽団の前身でした。いまや世界的に見ても吹奏楽大国・日本ですが、それを牽引して来た一つが大阪市音楽団(以後、市音と略)なのです。
今日ご登場された“吹奏楽界の3大スター”のお一人、淀川工科高等学校の吹奏楽部特別顧問である名物先生・ 丸谷先生は、まさに市音が日本の吹奏楽界の基盤を整えている頃、青春期を過ごされました。なんせ先生の青春期には、まだ“3大吹奏楽団”の佼成ウインドも立ち上がったばかりの頃で、シエナ・ウインドはまだまだ形も何もない時代でした。なので吹奏楽の中心地と言えば市音が活動している大阪でした。市音のコンサートには多くの吹奏楽に携わる人が集結し、市音のコンサートに行けば、いろんな吹奏楽のスターにもお会いできたそうです。
市音の存在意義の一つとして“市民への啓蒙活動”がありますが、まだ中学生だった丸谷先生は直接市音の楽団員に指導を受けたことがあるそうで、それは野球で言えばいわば「長嶋が一中学生を指導」するのに値する、夢のようなイベントだったそうです。そんな環境で育った丸谷先生が、今では多くの吹奏楽人間を育て、世に送って来たのです。
一方、佐渡さんも25年前に市音の「子供の音楽鑑賞教室」向けの指揮で市音と10日間仕事をしたことが、今でも思い出深い出来事だそうです。佐渡さんも元はフルート奏者、つまり吹奏楽の世界で育って来た方なので、市音は憧れの存在でした。まだまだ指揮者として駆け出しだった頃にそんな市音を指揮できた喜び、そして何より楽団員がひよっこ指揮者を温かく迎え、練習を誘導して下さったこと、この25年前の出来事がその後プロの指揮者としてやっていく自信につながったとか。「世界の佐渡裕」と呼ばれる第一歩が、ここにあったのです。
放送ではカットしてしまいましたが、当時の佐渡さんの様子を楽団員の皆さんはよく覚えていらっしゃって、「おしりを振りながら指揮する姿を子供たちはクスクス笑って見ていた」そうです。そんなことまで覚えて下さっていたとは、それだけ佐渡さんが印象深い若者だったのかもしれませんが、有り難いことですね。
市音は他にも「全日本吹奏楽コンクール」の参考演奏の録音をしているので、吹奏楽人間は必ずと言っていいほど、市音の音を聴いて育っています。そのような吹奏楽界の頂点にそびえる団体なので、丸谷先生にとっては今でも畏れ多い存在のようで、意外にも市音を指揮したのは今回のこの収録が初めてだったそうです。もちろん今まで何度もオファーがあったそうですが、憧れの気持ちが強く、お断りしてきたそうです。今や楽団員の皆さんは先生より年下なのですが。
次週も引き続き市音の特集ですが、現在は“吹いて踊れる音楽団”「アキラさんと大阪市音楽Dahhhhhn!」として登場します!とっても楽しい音楽のオンパレードです。どうぞお楽しみに!

娘が「吹奏楽人」です。中学生からはじめた吹奏楽、佐渡さんと同じくフルートパートです (^^)
公開収録前日の大阪城野外音楽堂でありましたアキラさん登場の公開リハーサル、楽しく見学いたしました。
抽選でご招待いただいた先日の収録は、親父と一緒に観覧させていただきました。ありがとうございました。
はじめての”題音”(テレビ公開録音楽番組)、わたしの感動!move!の一部をご紹介します…
第1部
「ウェストサイド・ストーリー」よかったぁ(*^^*)、感動でした。
佐渡さん、師匠のことを思い描きながら振っておられたのでしょうか、ジーンときました。
第2部
「私のお気に入り」
アキラさん、アレンジさすがっす。神戸JAZZって、カンジぃ~ (*^-^*)
佐渡さんの指揮も見逃がせません。とってもカッコいいです~ (^-^)/
~余談~
・私と親父と娘、大阪市音とアキラさん つながり
「宮川彬良&大阪市音楽Dahhhhn!」のコンサートにて、
楽しいトーク(もちろん演奏も)を聴かせていただきました。
・親父と佐渡さん つながり
芸文での佐渡さんの定期演奏会と佐渡さんが年末に指揮をされる一万人の第九、あっ、
関西他局ですみません m(._.)m どちらにも合唱で参加させていただいています。
・娘と丸谷先生 つながり
今年2月、大阪城ホールでありました大阪府吹奏楽連盟創立50周年記念演奏会にて、
丸谷先生指揮のもと舞台上でアルメニアンダンス・パートⅠを演奏させていただきました。
私も観覧がはずれ、泣いた一人です。
このメンバーで楽しくない筈がない!私も、ぜひともノーカット版観たいです!!!
市音への思い入れが強い御三方ですから、それはさぞかし熱いステージだったことでしょう。
佐渡さんの涙の訳、込みあげる思い、、、。
私も同じ思いで見ていました。テレビでも充分伝わってきましたよ!
けど、ノーカットならもっと伝わる?!
娘が中学で吹奏楽を始め、課題曲参考演奏で大阪市音楽団を知って、すっかりハマってしまいました。
東北在住だと、なかなか演奏を聴く機会がなく残念に思っていたので、今回の放送、とても嬉しかったです。来週の放送も期待しています! あ~生で聴きたい!
録画しておいたのをやっと観れました。丸谷先生がサイコーに可愛くて(笑)ウケました(^o^)/
私もノーカット版が観てみたいです。よろしくお願い致します!
大阪市音楽団という面白い楽団名を知ったのは20年くらい前でした。確か朝比奈隆さんの指揮が記憶にあります。何年か前に吹奏楽の指揮をしていた頃、コンクールの参考演奏としてCDを聞きながら覚えた記憶があり、懐かしく思いました。
この収録の日は、合唱団の自主練習で芸文センターのスタジオにおりました。終わる時間がちょうど同じくらいだったので、少し楽屋口にも行ってみたのですが、市音の団員の方々がすごい笑顔で「楽しかった~!」と口々に言いながら出て来られたのが印象的でした。素晴らしい収録だったと、視聴していた友人からも聞きました。今日の放送を見て納得!番組でもこんなに楽しいんだから、これを生で見聞きすればもっと楽しかったでしょうね~。またぜひ市音を取り上げて欲しいし、また芸文でも収録してほしいなあと思っています。
西宮芸文センターでの公開録画のときもすごい盛り上がりでよかったですが、「題名のない音楽会」のテレビも上手く編集されていてとてもよかったです。また、公開録画で大阪市音楽団の演奏の第二弾を聴きたいです。よろしくお願いします。
おもしろかったトークがだいぶカットされてましたね。残念。でもその分字幕で詳しく説明されている部分もありました。テレビ番組ってこうして作られるんですねー。来週も楽しみです。
↑のイラスト、似すぎて感動!です。ちびまる子さんの方、ファンになりました♡
「ウエスト・サイド物語」メドレー、優しくて、あたたかくて、それでいてノリノリ!
いままで聴いたことのない演奏で感激していましたら、佐渡さんが・・・。
伝わるものなのですね♪
市音さんも丸谷先生もアキラさんもおもしろかった!
丸谷先生の朝比奈先生の物まね、すごく笑いましたw
はやく来週の「大ラッパ供養」聴きたいです。
あれはかっこいい(*´д`*)
ぜひ、ノーカット版の放送お願いします!!
観覧もはずれたので、トークと演奏聞きたいです。
もちろん、今日の放映でも十分大阪市音の演奏のすばらしさは伝わりましたよ!