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2012年09月09日 09:30
こんにちは!“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。まだまだ30度を超える暑い毎日ですが、それでも朝夕は涼しくなり、幾分か過ごしやすくなりました。夏の疲れがどっと出てくる頃ですね。
さて今日の放送は、先週に引き続き「富士山から全国に元気をお届けしよう」と、和太鼓×吹奏楽の特集でした。ゲストの太鼓奏者・林英哲さんは、「太鼓と言えば英哲さん」というほど、和太鼓ソリストとして国際的に高い評価を得られた代表的な方です。オリジナルな太鼓の表現を築き上げられましたが、大太鼓に向かって正面から叩くおなじみの打法は、実は英哲さんが編み出されたのですよ!あんなに若々しく、力強く演奏されていらっしゃいますが、なんと還暦を迎えられた巨匠でいらっしゃいます。
そんな英哲さんと佐渡さんは長きに渡って面識はあったものの、共演は今回が初めてでした。しかし佐渡さんと意外な縁があったことが分かりました。英哲さんはまだ若かりし頃、ボストン・マラソンのゴール地点で和太鼓の演奏をされたそうですが、当時ボストン交響楽団の音楽監督を務めていらっしゃった小澤征爾さんがお子さんを連れて鑑賞に行ったそうです。英哲さんの太鼓に深い感銘を受けた小澤さんは、作曲家・石井眞木さんに太鼓とオーケストラの作品を委嘱し、「モノプリズム」(1976年 指揮・小澤征爾、和太鼓・林英哲、ボストン交響楽団で初演)という作品が誕生しました。そのリハーサルをレナード・バーンスタインも興味深く見学し、英哲さんに心からの賛辞を送ったそうです。英哲さん曰く、この演奏会の成功が今日の活動の大きな原点の一つとなり、英哲スタイルの太鼓が世界中から注目されるようになったそうです。まさしく世界に羽ばたくきっかけとなった恩人を共通に持つお二人は、非常に感慨深げでした。 今日演奏した作品ですが、子供太鼓と一緒に演奏した「千の海峡」は、英哲さん神戸市からの依頼で阪神大震災からの復興のために書かれた作品です。太鼓の音って、邪気を払ってくれるような不思議な力を感じますよね。そういえば今回の収録時、本番こそ晴れましたが、リハーサルで英哲さんが太鼓を打つ時は、決まって大雨が降りました!雷様が太鼓を背負っていますし、「雨乞いの大太鼓」の歴史もありますし、太鼓と雨って関係があるようです。水不足の今日この頃ですが、大太鼓が救ってくれないかな~。
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林英哲さんの和太鼓でニ首、
むくむくと生きる本能揺り起こし林英哲‘命’の太鼓
生命の躍動感を感じをり林英哲の太鼓の響き
いつも楽しみにして見ています。
林英哲さんのコンサートは行った
事があります。とっても感動しました。子どもたちとの熱の入った演奏
とっても好かったです。再放送も
又見ます。80歳の私の大きな楽しみです。佐渡さんの笑顔とっても素敵です。出光さんいつまでも続けてくださいねえ。
英哲さんの太鼓かっこよかったです。
後ろ向きになって大太鼓を打つとき、佐渡さんの指揮が見えなくてどうするの…と思いましたが、モニターのようなものがありましたね。
後ろ向きで演奏というとオルガン協奏曲なども思い浮かべますが、同様なのでしょうか。
太鼓の音は幼い頃のお祭りや盆踊りの記憶を呼び起こし、やはり日本人の身に沁みていますね。