2012年02月26日 09:30

  こんにちは!「題名のない音楽会」舞台裏ウォッチャーのキャンディーです。
今週の「題名のない音楽会」は、収録がなんと5本ありました!毎年おなじみの「アレンジバトル」では、日本を代表する4名の作曲家が火花を散らしました!とはいえ、今年はいつもと違い、4名で力を合わせて1つの交響曲を作っています。しかもテーマは「アイドルの曲」で、AKB48やパフュームの楽曲を題材に作曲家のみなさんが1楽章ずつ担当し、全4楽章の作品が出来上がりました!後世に残るような大作ですのでどうぞお楽しみに!
また、おなじみ青島広志さんが提案する「新オーケストラ」では、奇想天外な楽器がオーケストラの新メンバーとして加わります。青島さんの変装もどうぞお楽しみに!

 

 さて、今日の放送は、なんと女優の藤原紀香さんにご出演頂きました。実は佐渡さんと紀香さんは昔からの知り合いで、紀香さんはよく佐渡さんのコンサートにも足を運ばれていらっしゃるんですよ!現在、3月上演のミュージカル「キャバレー」のお稽古で大忙しの紀香さんですが、楽屋裏でもとても気のつく素敵な大人の女性で、女性陣も紀香さんの美貌だけでなく絶やさぬ笑顔にクラクラきていました!

 今日のテーマは「ベートーヴェンの虚構と真実」でしたが、19世紀あたりに音楽学というジャンルが発達した時に、どうやら過去の作曲家を神格化する動きがあったようです。なので、実物以上に偉大な人物として記されており、それが事実として伝えられるようになったようです。 でも、いくら何でもベートーヴェンのあだ名が「汚れ熊」とはあんまりですよね。そこまでひどいあだ名だと、後世にまで伝えることもないか、という気にもなります。

 

 事実は受け方次第で内容が変わるので、いかに客観的に伝えるかって言うことはとても難しいです。でも今回のベートーヴェンの真実とされる姿は、むしろ好感が持てました。ベートーヴェンも人間なんだな、って。あまりにも完璧すぎる人だと近寄りがたいのですが、引っ越しばかりせざるを得ないほどけんかばかりしていたり、一方でコーヒー豆をきっちり数えて煎っていたなんて、なんだか可愛らしい人ですよね。だってあれだけ革新的な音楽を作ってきた人なんですもの。私生活でも色々あったんでしょうね。こういう話を聞くと、またベートーヴェンの作品が違って聴こえてきます。

視聴者からのコメント
2012年03月03日 21:15
相馬裕志

こんばんは!
まぁ、作曲家を題材にした映画とかはフィクションが多いということで。モーツァルトしかり、シューベルトしかり。
それにしてもイラストにあるように佐渡さん、鼻の下伸びてましたね。指揮しなくていいってリラックス感もあったのかもしれませんね。楽屋では、紀香さんと佐渡さんの関西弁が飛び交ってたことでしょう。 ベートーヴェンにとって、紀香さんはフィデリオってとこ?
昨年1月の大フィルのコンサートで、ソリストとして出演されてた笑里ちゃんに指揮と司会をされてた円光寺さんが文昭さんがシティ・フィルの音楽監督に就任されることに触れ、「若手でもないのに、この歳になってライバルが現れるとは・・・」とおっしゃってたのをよく覚えてます。
大フィルといえば、朝比奈先生の死去以来率いてこられた大植さんが今年度いっぱいで音楽監督を退かれます。その31日の最後の演奏会の演目は、ブル八。聴きに行きたいのですが、どうしても都合が。そんなコンサートの多さよ!!
もしや智恵ちゃん、卒業?