2012年02月05日 09:30

こんにちは!“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。
今週佐渡さんは、シエナ・ウインド・オーケストラと共に九州・関西地方をツアーで廻っています。いつも番組をご覧になっている方は、佐渡さんが激ヤセしているのでビックリするかもしれません。「もしかしてご病気?」と思われた方はご心配なく。実は、昨年暮れから体を絞り込んでいて、3ヶ月あまりで11kgも減量されたのです!最近ではリハーサル会場へは1時間くらいなら歩いていらっしゃるほど、熱心に取り組まれています。放送では4月にそのお姿が披露されますので、ますますダンディになった佐渡さんをどうぞお楽しみに!

 

 さて、今日の放送は童謡の特集でした。子ども向けの歌には「唱歌」と「童謡」がありますが、よく混同されがちなこの2つ、実際は対比的な性格をしています。
「唱歌」とは国や親孝行など道徳的、または学校教育のために作られており、一般的に学校教育で歌われます。それに対し「童謡」は、優れた芸術を子供達に教えるために作られています。放送でもご紹介した童謡の名作曲家・中山晋平は、当初小学校の先生でしたが、学校で「唱歌」を教えるのが嫌で、自分はどうしても「童謡」を作りたいと言い、小学校教師を辞めてしまいます。作り手の意識としても、それほど違うんですね。

 子ども時代に歌っている頃は、この違いにあまり気がついていなかったかもしれませんが、確かに今日ご紹介した童謡は、いくつになっても覚えていますよね。歌しか知りませんでしたが、絵雑誌「コドモノクニ」で発表した時には、こんなに素敵な絵もあったんですね。改めて、当時の第一線の芸術家が一緒になって夢を織り込んだ作品だからこそ、後世まで愛され続ける普遍的な魅力があるのだと思いました。

 

 今日、元気に歌ってくださったTOKYO FM少年合唱団の澄み切ったのびのびした歌声を聴くと、心が洗われますね。子ども時代にタイムスリップします。また、編曲は、今日ピアノも伴奏された丸山和範さんが手がけられました。原曲のよさを保ちつつ、モダンだけどどこか懐かしいく、まるで狭い路地に迷い込んで目にした幻想的な世界を表しているかのような素晴らしい編曲でした。このようないい作品は、現代風に工夫しながら歌い継ぎたいですね。

視聴者からのコメント
2012年02月20日 22:41
みけん

今回の童謡特集、小さい頃童謡大好きだったことを思い出し、わくわくしました。
小さい子でもすぐに歌えて、尚且つ美しいメロディと美しい日本語。
いろいろ深読みできる歌詞であるというのは成る程なぁと思いました。

今こんな童謡を作れる方、いらっしゃるのでしょうか??

子供ができたら絶対童謡を一緒に歌うぞ!と心に誓いました。

2012年02月11日 21:58
相馬裕志

こんばんは。
素晴らしい番組でした。アレンジも演奏も、その他すべてにおいてね。
当時の芸術家たちは、子どもたちのために努力を惜しまなかったのですね。私たちも見習わなければいけません。
現代のメディア社会でこれに類似したものってあるんでしょうか?某国営放送(どこが某やねん?!)の『みんなのうた』?チャンネル回してると(表現、古すぎ!)たまに見入ってしまうことがあります。「おしりかじりむし」って、ありゃなんなんですかね?!あれで子どもに夢を与えられるんですかね?私が小さい頃は、あの番組にもいい歌が沢山ありましたよ。ただ、千住 明さんが作られて谷村新司さんが歌われた「夢人」って曲は素晴らしかった。
前回“三人の会”の名を出しました。團さんは「ぞうさん」芥川さんは「ことりのうた」等々を作っておられます。本当に素晴らしいですよね。黛さんの童謡ってきいたことないのですが、今年は彼の没後15年。キャンディーちゃん、何か記念番組は考えておられませんか?

2012年02月11日 07:08
えっちゃん

童謡特集良かったです。心が洗われますね
毬と殿様を聞いてびっくり。娘の通う小学校校歌を作詞した西條八十さんでした。当時の有名作詞家作曲家が書いたものと言われ、わけわからず娘は歌っていましたがなんだか嬉しいです。喜んでいました。

2012年02月07日 10:31
nissyi

いやぁ、今日の放送内容も良かった~!
「童謡」と「唱歌」の違いも含めてあらためて歌の力をを感じますし、作詞家や作曲家それに、絵を描いてくれていた人たちが当時のそうそうたる芸術家達ばかりだったのに驚き!
そういえば、自分自身を振り返ってみて、いまの子ども達や孫達にいっぱいこのような歌の財産をもっと積極的に残しておくべきだ、とあらためて思った次第です。
これからも素敵な演奏をお願いしますね。

2012年02月06日 10:51
cinnamon

高齢者の童謡サークルで伴奏しています。
『雲の陰』が『あめふりお月さん』の2番だったという紹介が嬉しかったです。
2番のメロディーが微妙に違っていて、高齢者のみなさんとゲームみたいに楽しんでます。
個人的には金子みすずさんの『海の魚はかわいそう~』に思い出があって、
演奏も聴いてみたかったです。
これからも、童謡や日本語の歌の世界も他の音楽と同じように、たくさん紹介してください。(みんなつながっていますよね…。)

2012年02月05日 21:26
サドラー2号

大学では幼児教育科でしたので、童謡はたくさん勉強しましたし楽譜もたくさん持っていますが、さすがに「コドモノクニ」に載ってた曲は、現在歌われてないものは知らない曲ばかりでしたね。昔の童謡で今はあまり歌われていないものもたくさんありますね。「ウサギのダンス」もそうですが、「森の小人」とか「カモメの水兵さん」とか・・・。今度は、そういう昔懐かしい童謡をたくさん取り上げてくださるとうれしいです。

2012年02月05日 10:50
ジュピトリス

久しぶりに番組を観ましたが、童謡特集もほのぼのしていていいですね。そういえば青島さんもかつてNHKの教育番組「ゆかいなコンサート」の司会をやっていましたね。青島さん、トークだけでなくピアノの演奏も聴かせて下さいね。

2012年02月05日 10:39
青い鳥

絵雑誌「コドモノクニ」で一首。

ランランと夢が広がる音楽をみんなで作り「コドモノクニ」よ

2012年02月05日 09:56
さちよ

童謡は小さい頃から大好きで、よく歌ってました。

今思えば、私の歌好きはその頃から始まっていたのかもしれません。

そして今回、歌ってみまSHOW!に応募しました。
どうか出演できますように。