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2011年11月20日 09:30
さて今日放送のイケメン3組、いかがでしたか?チェロ奏者の宮田大さんは昨年、出光音楽賞も受賞された、若いのに巨匠感たっぷりな世界が注目する演奏家です。そんな宮田さんは、現在ジャンルや演奏環境とかでなく、いかに“感じて”演奏するか、“feel music”をキーワードに活動されているとか。海外での演奏活動では逸話も多く、パリで出演されたコンサートでは、コンサートの司会者がしゃべりすぎて出番が廻ってきたのが深夜1時を過ぎ。でもお客さんは大盛り上がりだったそうで、なかなか日本での活動だけでは得られない体験をされているようです。
バンドネオン奏者の三浦一馬さんは、実は「題名」出演は2度目です。最初の出演は、まだバンドネオン奏者の小松亮太さんの下で学んでいらっしゃる時にバックメンバーとしてご出演されています。当時、小松さんも太鼓判を押していた中学生でしたが、順調に成長されているのは嬉しいですね。
さてこのバンドネオン、すでに生産を中止しており、新しいものを入手したければ根気強く中古品を捜し求めるしか方法がない、“レッドリスト”な楽器です。番組でもご紹介したとおり、ボタンも音階順で並んでいるわけでなく、非常にややこしい楽器なのですが、三浦さんは普段から“機械”や“メカ”が大好きで、バンドネオンのその機械仕掛けのような形や仕組みも惹かれた要因だとか。弾きにくいからこそ楽しいと思える人っているんですね。
そして、日本のテレビでは今回初登場の韓国人ヴァイオリニストKoNさん。韓国では相当な有名人で、人気韓流ドラマに役者としても出演し、かつミュージカルの舞台にも歌手として登場する万能選手です!でも本当のKoNさんの魅力はそのお人柄。今回の収録時でも、スタッフに優しいねぎらいの言葉をかけて下さり、また懸命に演奏に取り組むお姿に、女性スタッフがイチコロでした!これは韓国人男性共通の魅力なのでしょうか?よくワイドショーで韓国人タレントの追っかけをするご婦人を特集していますが、KoNさんにお会いして、その気持ちがよく分かってしまいました!古澤巌さんもおススメする、ヴァイオリンの実力も素晴らしいKoNさん、今後どんどん紹介されてくると思いますので、ご注目下さい。
番組では今後もピッカピカな注目アーティストをご紹介していきたいと思いますので、リクエストもどんどん下さい!どうぞよろしくお願いします。
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「ピッカピカな注目アーティスト」で一句。
三つ星の音楽会や冬に入る
三人の共演なかなかステキでした。今後もこれを機会に三ツ星トリオで、一緒に演奏したらどうかと思いました。
チェロといえば、宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』の物語が頭に浮かびます。
その話の中で、主人公ゴーシュによって「印度の虎狩り」や「愉快な馬車屋」が演奏されていますが、この楽曲は実際には存在しない架空の楽曲で、後にいろんな人の手で作曲がなされています。もし宮田大さんだったら、この「宮沢賢治の音の世界」をどういう形で作曲して、弾くのかふと考えたりしました。きっと素晴らしい作品に仕上がることでしょう。
宮沢賢治は音楽家として、いくつか作曲していることで知られていますが、最後まで手放さなかった楽曲にベートーヴェン交響曲第6番「田園」があります。この『セロ弾きのゴーシュ』の中で、金星音楽団が練習していた第6交響曲は、このベートーヴェンの「田園」だといわれています。それにしても、ベートーヴェンの音楽は、詩人にインスピレーションを与えて、新たな作品を生ませる。偉大な音楽家だったと改めて思いました。おそるべし、ベートーヴェン!!
楽しく聴かせて、観させていただきました。ステキでした。
実は、20日の夜、家族で小さなコンサートに行きました。ヴァイオリンとアコーディオンとコントラバスのトリオでリベルタンゴを聴き、息子2人が今朝聴いたばかりの曲を思い出して喜んでいました。
こんな偶然がうれしくて、コメントしました。
バンドネオンの手元のボタン、あんな順番でならんでいるなんてビックリ!
チェロの宮田大さん、やはり世界の高いレベルで活躍している方は演奏に対する姿勢が違うんですね。そして音がすてき!聞き惚れました。
最後に3人で演奏している姿は、見て良し聞いて良し。素敵な企画でしたネ。この3人が揃っての演奏なら、DVDで作成して欲しいです。これからも、楽しみにしています。