2011年11月06日 09:30

 こんにちは!“題名舞台裏ウォッチャー”キャンディーです。

 

 この2週間、佐渡さんはベルリン・ドイツ交響楽団(DSO)を引き連れて日本ツアーをしていらっしゃいますが、どこへ行っても超満員の大盛況っぷりです!それもそのはず、佐渡さんは本場ドイツでこのDSOと10年間、お互い信頼関係を築き上げた仲で、音楽をする喜びを共に表現しているパートナーなのです。

 そして佐渡さんが海外で海外オーケストラを指揮することはいわば日常のことなのですが、日本での演奏機会があまりなく、東京に至っては今回が初公演だったそうです。それだけ貴重で記念すべくツアーなのです。

そんなプラチナ・チケットのコンサートですが、ハードなツアー日程の中、貴重なオフの日にDSOのメンバーからの提案で宮城県名取市でのチャリティコンサートに参加して下さったそうです。海外アーティストの来日キャンセルが続く中、本当にありがたいオーケストラですね!

 

 
さて今日は放送がお休みだったので、今まで視聴者の皆さんから番組HPやtwitterに頂いた質問にお答えしようと思います!
「毎回、作曲家の青島広志さんの変装を楽しみにしています。ところで、青島さんは今まで何人に変装したのですか?」というご質問を頂きました。確かに、青島さんは“音楽界のいかりや長介”とでも言いましょうか、おじいさんにも王子様にも女性にもなれる「日本一変装の似合う作曲家」です。
そこでまず「いつから変装を始めた(というかお願いした)のか」を調べたところ、2004年「題名のない音楽会21」で、大きな蝶ネクタイをしてジャズピアノ講座を受けて頂いたのが最初でした。この頃はまだまだその程度だったのですが、その翌年、お姫様をテーマにした編曲をお願いした時、王子様の格好でご出演頂きました。白タイツにちょうちんズボンがとてもよくお似合いで、そこからスタッフの創作魂に火がつき、“華麗なる変装道”がスタートします。これまでに「ヘンデル」「モーツァルト」「ブラームス」といった作曲家から「ティルオイレンシュピーゲル」という童話の主人公、「メック夫人」というチャイコフスキーと恋仲の御夫人、「探偵」「シェフ」という職業モノ、果てには「ワルツ王子」という、ただ白タイツを履かせたいだけのものまで、全部で29回変装されました!
 そして栄えある30回は次回放送の「英雄は誰?名曲百選⑬ベートーヴェン交響曲第3番<英雄>」で、ベートーヴェン青島になって頂きます。
佐渡さんは毎回呆れながらも、服装のみならず人格までなりきってしまう青島さんの見事な変装っぷりには一目置いており、今までの変装のベスト1は、ドヴォルザーク青島(2009年5月放送)だそうです。でも、次回放送のベートーヴェンを見て「今までのランキングが変わり、ベートーヴェンが1番!」とおっしゃっていました。
その見事な、そして記念すべく30回目の変装をどうぞお楽しみに!
 

視聴者からのコメント
2011年11月08日 12:28
アカシア

6日の朝、今日は題名は休みなのか・・といやいや!今日は本物の佐渡さんにお目にかかれるじゃないか!!と札幌のコンサートに行きました。
長年待ったような気がして、演奏が終わっても放心状態でした。
長いツアーお疲れ様でした。そして北海道に来ていただきありがとうございました。

2011年11月06日 21:49
相馬裕志

あっ、彼女はキャンディーちゃんではあらせられませんでしたか!あまりにお美しかったもので!ホンモノのキャンディーちゃん、拝見したいものだ!!