2011年10月02日 09:30

 こんにちは!「題名のない音楽会」舞台裏ウォッチャーのキャンディーです。今日の「未来の大器2011」いかがだったでしょうか?毎年恒例の企画ですが、今回の“未来の大器”は小学6年生のピア二スト・ヴァイオリ二スト・口笛奏者という3人でした。みなさんとても個性的でしたが、3人ともすぐ仲良しになり、ステージの最後では口笛のエヴェレット君の提案で、3人とも小鳥を携えて再登場!お気付きになりましたか? 大変な才能をお持ちの皆さんです。必ずや将来、世界に飛び出して行く方々ですので、どうぞ今後ともご注目下さい。

 

 一方、“大器”たちも今週頑張っていました! 「さど☆まさし 題名のある音楽会」というコンサートが金曜日ありましたが、なんとも引っかけ問題のようなこの名前、我らが佐渡裕さんとさだまさしさんが開いた、東日本大震災復興祈念チャリティーコンサートでした。何せこの2人がタッグを組む訳ですから、チケットは即完売!チケットを入手できなかった方が大勢いらっしゃったので、ホール前の公園ではパブリック・ビューイングが開かれていたほど。佐渡さんにとって“心の師”とでも言うような存在のさだまさしさんには、震災直後の「題名のない音楽会」復興応援コンサートにもご出演頂きましたが、真摯に「今、音楽にできること」を突き詰めていらっしゃる2人が大泣きしながら奏でた音楽・思いは、きっと被災された方々に届くことでしょう。

 

 そして、今日の放送でコンサートマスターを務められたヴァイオリニスト・大谷康子さんは、震災の復興支援をして下さっている海外の方々への感謝とお礼を音楽で伝えたいということから、21カ国もの大使館の方々をお招きし、コンサートを開かれました。震災直後に駆けつけて下さった海外救助隊の姿に大谷さんは感動し「何か音楽でお礼ができれば」と考え、企画実行されたのですが、大谷さんが目に涙を溜めながら懸命に演奏されていた姿が印象的でした。  

 

大器たちの音楽に心を打たれるのは、こういった魂からなんでしょうね。“未来の大器”たちも、是非この魂をどんどん注入して“大器”となって下さいね!

 

 

視聴者からのコメント
2011年10月07日 20:00
hiro.m

素晴らしかった。日本の誇りだ。決して慢心することなく、大人になってゆくに従い、もっと高い可能性を目指してもらいたい。我々に、世界に、人間が出来る神域を見せてほしい。時間はたっぷりある。

2011年10月05日 18:34
青い鳥

〈未来の大器〉を目指すすべての音楽家の子供たちへ一首。

人生はままならぬものと知りてより〝真〟のメロディー大器とならむ

♪音楽ができる環境に感謝しながら、日々精進していければ、今も、未来も明るい音楽家になれることでしょう。未来へ向けて、ホップ、ステップ、ジャンプ~!!
がんばれ未来の大器たち!!

また、今の“大器”たちの「今、音楽にできること」で、兵庫県でのチャリティーコンサート「さど☆まさし 題名のある音楽会」の模様をキャンディーさんによると「2人が大泣きしながら奏でた」とのこと。おそらく、被災地のため、みんなの善意の気持ちが集まったコンサートなので、その思いに込み上げるものがあったのでしょう。そのコンサートでは、純粋で、無垢な、純白のメロディーで満たされたことと思います。きっとそのメロディーは、被災地にも降り注いだことでしょう。そこで一首。

兵庫より思ひを込めて被災地へ恵みのメロディきらきらと降る

みんなで一つの場所に集い、被災地へメッセージを発信していくことは意味があり、とても素晴らしいことだと思います。
これから、被災地へ継続して、支援していくことはとても重要なことです。半年も経ってくると、そろそろ支援疲れが出てくるころあいだと思います。最初集まってきた義援金も段々減ってくるのもしょうがない部分もありますが、私たちも支援の仕方を考えていかなければならないでしょう。鍵は、あまり無理することなく、自分の身丈に合った支援を継続していくことが大切だと思います。こういう東日本大震災復興祈念チャリティーコンサートがその一助になれることを心から願っています。

2011年10月02日 23:55
ふぁんふぁん

素晴らしい演奏に、日曜の朝爽やかな気分を味わえました。このまま皆さん、日本を代表する演奏家に育って欲しいですね。楽しみです。

2011年10月02日 21:30
ぶうりん

まるで大人が小さくなったような3人に、目がテンでした。5才からバイオリンを初めてすでに国際大会で入賞!生まれつきの才能ってあるんだなあと思います。3人のこれからの活躍が楽しみです。