2010年10月31日 09:30

 今週は久しぶりにゆっくりの1週間。月曜日は題名のスタジオ収録でした。スタジオでの収録は年に何回かあるのですが、今回は有名な砧(きぬた)スタジオでした。当日は朝から新幹線移動でしたが、駅のホームで西田敏行さんを目撃!朝から「有名人を見たぞっ」と少し嬉しくなりました。砧スタジオに入るとずらっと並ぶ楽屋に貼ってある名札は、それこそ超有名人だらけ。誰のファンか?と聞かれて、僕の中で不動のダントツ第一位の座に長年居られるのは、女優仲間由紀恵さん。題名のスタッフもそのことをよく知っていて、なんとドラマの収録の合間に紹介してもらい、ツーショット写真を撮ってもらいました!でも緊張し過ぎて、ほとんどお顔は見られず…。二言三言話が出来ましたが、その気さくな様子に、ますます仲間さんのファンになったのでした。それから今話題の戦場カメラマン渡辺さんともお話し出来ました。テレビのまんまの方で、とても楽しいひと時でした。

 火曜日には黒柳徹子さん主演の「33の変奏曲」というお芝居を観劇。今回黒柳さんの役はベートーヴェンの楽譜を研究している音楽学者です。ベートーヴェン役には江守徹さんが登場。大変おもしろい題材で、彼女はベートーヴェンの手書きの楽譜を研究し、癖のある筆跡や時代の背景を通して様々な想像を働かせながら、「ディアベリ変奏曲」という33の変奏曲がとのように作曲されたのか解き明かしていきます。現代に生きる彼女とベートーヴェンの、時を超えた恋物語です。徹子さんの多才ぶりには改めて脱帽!「200歳まで、舞台に立てるわ!」とおっしゃっていたのが、まんざらジョークでもなさそうに思えて来ました。公演はまだ続き、11月には大阪でも観ることが出来ます。お薦めの舞台です!

 さて放送の方は加古隆さんの特集でした!一番印象に残っているのは、あの加古さんが実は喧嘩早かったということですね。加古さんの見た目の印象も、彼が生み出す音楽も、本当に優しいの一言に尽きるじゃないですか?ぜひ一度、加古さんが髪を振り乱してのフリージャズを一緒にやってみたいものです。

視聴者からのコメント
2010年11月08日 11:44
dokin

週末は2回とも再放送を拝見しました。あらためて、「黄昏のワルツ」素敵だなあと思って、10年前のimageのCDを出してきました。一日の終わりに聴くと、また明日へのエネルギーが湧いてきそうですね。
お話にもあった加古さんの恩師であるオリヴィエ・メシアン氏の「あなたが日本人であることは、とてつもない財産」という言葉は、佐渡さんの恩師であるレナード・バーンスタイン氏が「能」について語りながら佐渡さんを指導されたエピソードと相通じるものがあると感じるのは私だけでしょうか。
来週は、マーラーですね。楽しみにしています!

2010年11月02日 22:56
K.Matz.

小澤先生、オメデトウございます!
次は、佐渡さんです!!

2010年10月31日 23:57
古伊万里

初めて『加古隆』さんのピアノを聴きました。鳥肌が立ちました、感激しました。なぜか涙がこみ上げてきました。特に熊野の古道は歩いた時の光景が鮮やかに蘇ってきました。
もう一回聴きたい!一度にファンになりました。ありがとうございました。

2010年10月31日 18:54
ぶうりん

「イマージュ」というCDで加古さんの曲を知りました。ドラマチックで心に迫ってくるものがあります。今日初めてお顔を拝見しました。やさしい眼差しが印象的でした。
そして、須川さんの甘く響くサックスの音色…いつ聴いてもうっとりです。

2010年10月31日 18:24
Miyabi

加古さんのピアノはライブ・イマージュで何度も聴かせて頂いていますが、いつ聴いても心に染み入る曲と音色で感動します。
あの謎めいて落ち着いた雰囲気からは想像できない子ども時代やご経歴をお聞きして本当に驚きましたが、多面性の結晶があの素晴らしい作品になっているのかもしれませんね♪

2010年10月31日 16:06
淑子

あ-素敵なメロディ-!かってマンドリンで練習しました 2ndの方が楽しかった記憶があります 加古隆さんに初めてお目にかかり?感激!!改めて楽譜を出して弾いてみましたが 2年も過ぎると あの速さに指がついていかない 高齢者入りしたおばさんでした ステキな朝でした

2010年10月31日 13:26
せつ子

本日演奏された日頃聞きなれている曲が加古さんのものであったことを再認識しました。お名前が表示されるのを注目してはいましたが。
相変わらずのお姿でしたが、白いシャツに模様があり、素敵だなーと拝見しました。実はおしゃれな方なのですね。今度生を聞いてみたいです。

2010年10月31日 10:53
亜羅々

あ~~っと鳥肌が立ち、立ち尽くしてしまいました。旋律は知っていました。加古隆さんも存じ上げなければ、ましてや題名の「黄昏のワルツ」なんて知りもしませんでしたが、体の中に残っていたメロディに心の琴線が触れた感じで・・・今日は終日、YouTubeで聴いていると思います。
いい一日になりそうです♪

2010年10月31日 09:49
ジュピトリス

加古隆さんの作った曲は神秘的な曲が多いですね。NHK「映像の世紀」の
オープニング曲「パリは燃えているか」はインパクトありです。「映像の世紀」のCDはだいぶ前に購入したことがありますが、どれも歴史を物語るのに相応しい曲ばかりでした。

2010年10月31日 09:41
Robin N

加古さんの整然かつ優しさあふれる曲の数々は印象深くいつまでも心に残るものがあります。でもそういった曲想を一度壊してフリージャズ的要素を取り入れた曲を聴いてみたい誘惑に駆られます。

2010年10月31日 09:30
げ@一介のリスナー

「パリは燃えているか」を始め、題名を知らずともその数々の音楽を聴くと歴史のドラマが自ずと脳裏に蘇る。その音楽の持つ重厚さ、力強さ、深さにいつも震撼させられるのが加古隆さんの世界です。
今朝は加古さんのトレードマークでもあるベーゼンドルファーのピアノの響きを久々に堪能しました。来年ブダペストに行ってバルトーク記念館で触れるといいな。
それはともかく劇的な日曜日の朝になりましたね。
畏るべし加古隆。