世の中は夏真っ盛り！毎日暑いですね～。兵庫は「キャンディード」真っ盛り！こちらも毎日熱く盛り上がっています。このブログが更新される日曜日は兵庫の千秋楽。きっと、世界中から集まった出演者たちも、その盛り上がりぶりに驚くことでしょう！そして、東京の皆様は６日からいよいよ始まります。その後間髪いれずに「佐渡裕ヤング・ピープルズ・コンサート」も関西で始まります。こちらの方も、かなり面白い出来になってますよ～。実はキャンディード公演の休演日、一日だけ丸々休みがあったのです。友人がタイガースのチケットを取ってくれていて、今年初の甲子園での観戦と盛り上がっていたのですが、なんとその日だけ雨で中止…。どういうこと？梅雨が明けて中止になったのはその日だけ！普段の行いもそんなに悪くないと思うんだけれどなぁ。まあ今回実は原因がはっきりしていて、一緒に甲子園に行く予定だったのが、キャンディードで舞台の裏側を仕切ってくださっている日本を代表する舞台監督で、僕とはもう３０年の付き合いなのです。それでこの彼本当に世界一の雨男なのです。一緒にゴルフをして雨が降らなかった日は圧倒的に少ない。もちろん冬は雪です。

　さあ題名も夏真っ盛り、夏休み特別企画「サマースクール」のスタートです。まず初回は僕が担当して音楽の三要素である、リズム、メロディー、ハーモニーの重要性を、ジャズトランペット奏者の原朋直さんと一緒にお伝えしました。ちょっとした収録の裏話ですが、リズムの説明で三三七拍子をやったシーンで、やたら僕らがニヤニヤしてたと思うのですが、じつは三三七拍子と言われてたにもかかわらず、最初僕は「よ～おっ！」と掛け声をかけてしまい、つられてお客様を含めて出演者全員自動的に三本締めをやってしまったのです…。それから僕の吹いたトランペットのソロは、本当に滅茶苦茶になってしまった！あんなに練習したのに…。スタッフからも「練習の音には差し替えず、本番の音を使います」という冷たい報告。でもまぁ滅茶苦茶になる佐渡裕も良いでしょう！？これはこれで夏休みらしい！そうそう、僕のトランペットには可愛らしい天使の人形が付いているのわかりました？あれは僕がシエナの演奏会で寅さんのテーマをトランペットで吹いたとき、シエナのトランペット奏者が僕のために作ってくれたのです！可愛いですよね～。
暑くても、夏の活動は生きているという感じがしてうれしいものですね。皆さんも汗をかいて、身体も心も全部の細胞を使って良い音を思い切りならしてみてください。夏は始まったばかり、皆さん元気でお過ごしください。