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2010年03月21日 09:30
雪のベルリンから、気温20℃以上ある春のパリへ移動してきました。真っ青な空に凱旋門が映えています。17年間首席指揮者を務めてきたパリ・ラムルー管弦楽団。今日の演奏会でその任を終えることになり、練習をしていても彼らとの様々な出来事を思い出して、胸がキュンとなります。来年で130歳になるラムルー管は、ラヴェルの「ボレロ」を世界初演したオーケストラでもあり、フランスで最も歴史のあるオーケストラと言えます。130分の17を僕が担当したことになるわけですが、これは歴代の指揮者の中でも最長記録となったそうです。最後の練習が終わり、オーケストラのメンバーとサポーターの皆さんとでカクテルパーティーがありました。17年間もいれば、本当に色々なことがありましたが、今になってみれば、全て楽しいことばかりでした。今日の演奏会は、感謝を音にこめて、大事に、大事に指揮をしたいと思います。
さて今日の放送は、「題名」にゲスト出演してもらったことが縁で、僕も大変仲良くさせてもらっている脳科学者の茂木健一郎さんに、オーケストラの素晴らしさを特別な形で体感してもらおうという企画でした。もし「人が感動する法則」なんていうものが、科学者の力で完全に発見されてしまったら、きっと音楽なんてつまらないものになってしまうのでしょうけれど、でも茂木さんの言葉から、感動することの尊さを、改めて教えてもらったように思います。科学者と指揮者、使っている脳は全く違うような気がしますが、だからこそお互いに興味を持ち、夢を語り合える仲になれるのではないかなと思います。まあなかなか“茂木シート”でオーケストラの音を楽しむ機会はないと思いますが、出来ることなら、ぜひ視聴者の皆さんにも一度体験してもらいたいですね。オーケストラって本当に素晴らしいですよ!
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1回でいいので、茂木シートで聴いてみたいです。特に指揮台に立って聴いてみたい・・・。
普段は家事をしながら番組に耳をかたむけるかんじでした。でも、今回違いました。佐渡さんと茂木さんのやり取りに大爆笑!そして弦の響きに感動!!
音楽っていいな!心からそう思えました。
公開録画の冒頭で主演者と観客が一緒になって「みんなで新しいページをめくりましょう」は、佐渡さんや青島さんから出たアイデアなんでしょうか?
当方の推測ですが、スタッフミーティング等の席上で佐渡さんや青島さん辺りから、自分たちが音楽やトークを聴かせるだけでなく、主演者と観客が心を一つに合わせられるようないいアイデアがないものかどうか検討した結果
生まれたんじゃないかなって思いますが、本当のところどうなんでしょうか(笑)
私も一度でいいから”茂木シート”に座ってみたいっ!!
茂木さんがうらやましかったです!
佐渡さんの音、息づかいをあんなに間近で堪能できるなんて!
でも、見ている私も、一緒に堪能している気分でした^^!!
今までにない、おもしろい企画ですね!
ファランドールを振り終えて?踊り終えて?ばったり倒れこんだ茂木さんを見て、ああ、やっぱり佐渡さんは身体を鍛えていらっしゃるんだなあ~と思いました。脳科学者さんは、あまり身体を張っての仕事ってなさらないでしょうしね。茂木シートに座ったら、私なら佐渡さんの指揮に反応して、思わず歌い出してしまいそうです。やっぱり、指揮台に立つ佐渡さんの背中に張り付いて、一緒に踊っていたいもんです(笑)
日本はようやく暖かくなってきたのですが、パリはもうすっかり春だったのですね。ラムルーとの17年を締めくくる大切な大切なコンサートは、きっとラムルーと佐渡さんどちらにとっても新たなスタートになるのでしょうね。コンサートの大成功を予感しつつ、遠い日本よりエールを送ります。
本日の放送を拝見させて頂きました。佐渡さんと茂木さんが仲良く一緒に指揮を取っていた姿は、とてもインパクトがありました。
指揮を終えた茂木さんが「疲れた~!!」と舞台の上でバッタンQした姿には爆笑いたしました。これからも楽しみに拝見させて頂きます。
茂木シートの常設を希望します!
茂木さん大好きです。佐渡さんと仲がいいとは知りませんでした。オーケストラの中で聞く体験してみたいです。