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2010年01月17日 09:30
阪神淡路大震災から15年の日にあたる1月17日を、僕は神戸市内と県立芸術文化センターのある西宮で迎えています。ここ数日、17日に近づくほど、阪神間の街の空気が膨張しているように感じていました。受けた被害は様々。悲しみも人様々。15年経った今、僕も含め被災していない人も多く、この街に住み、この街を愛しています。毎年のことですが、こうした節目には、多くの犠牲者に手を合わせ、今を生かしてもらっている事を感謝し、もう一度みんなで手を繋ぐことの大切さを心に期する日でありたいと思います。そんな思いから、15日、16日、そして今日と、定期演奏会ではヴェルディの「レクイエム」を演奏します。17日は震災発生から12時間後の午後5時46分に、兵庫県立芸術文化センターにお集まりの皆様、出演者、そしてスタッフを含めた全員で黙祷を捧げ、レクイエムの演奏を始めます。そしてアンコールには、これからの街のことを想いながら、バーンスタインの≪キャンディード≫ から「我々の畑を耕そう」を演奏します。様々な思いが、音楽を通して一つの祈りになる…。音楽って不思議なものですね。
さて今週は、僕が心から尊敬する歌姫、森山良子さんの登場です! 「家族の肖像」ほんとうに素晴らしい歌ですね~。良子さんの歌は、とても身近で、歌というものの根源的な魅力をたくさん持っています。人生には色があり、美しいと思えることもたくさんあるのだということを、歌が教えてくれています。
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僕も被災者で、1/17のPM5:46に黙祷してから演奏をするというのを聞いて、横浜からはるばる西宮まで聴きに行きましたよ。
復興しようと頑張っている神戸の皆さんや神戸の街並が目に浮かび、涙が止まりませんでした。
森山家での、ハモって挨拶、素敵ですよね。
ざわわは、何度聴いてもうるうる来てしまいます。あの切ない声で歌われると、戦争を知らない僕でも、涙せずにはいられません。
いつもは何かしながら見ているんですが、今回の森山良子さんのはしっかりとお座りで聞きほれてしまいなした。
朝からいいものを聞かせていただき題名に感謝!
佐渡さん! デンドロビュームが3輪開花しました。
森山良子さんの歌声・・・なんて素敵なんでしょう・・・1月17日の朝に聴けて本当に良かったです。
15日に定期演奏会を聴きに行きました。ロビーの佐渡さんのメッセージを読み、演奏の始まる前からずっと涙が止まりませんでした。
アンコールの曲は、今を生きる私達が亡くなられた方達のためにも、生き続ける・・・と言う気持ちになりました。
西宮市で被災した私は、仕事では冷静なタイプなのですが、震災の話しになると涙が湧き出てしまいます。
多くの物資の援助も頂きましたが、それ以上に「思いやる」心に触れました。
森山良子さんの澄み切った歌声は、朝日に輝いているようで、希望が沸いてきます。
いつも拝聴させていただいております。森山良子さんの歌声は、心に響きますね。あんな美しい声になりたい!といつも憧れます。
マイフェイバリットシングズは、私も大好きで、色々な方の歌を聞きましたが、最高でした。あーもう一度聞きたい!です。CDがでていますか?
来週のハプスブルグ家も期待しています。
森山良子さんの歌声は、どうしてあんなに心に染み渡るのでしょう?「明日に向かうほど、近づいてくる昨日がある」という歌詞がとても心に響きました。今日のコンサートもきっと祈りに満ちたものとなると思います。今も苦しみ悲しみの中にある方々のためには、私にはともに祈ることしかできません。真摯に祈り、そしてエールを送りたいと思っています。