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2009年09月27日 09:30
兵庫での定期演奏会から始まった、名ヴァイオリニスト、ジェームス・エーネスとの共演も、東京フィルとの市川公演で、ついに終わってしまいました。本当に正統派のヴァイオリンを弾くジェームス、その技術はまぎれもなく世界最高峰の正確さですが、一緒に演奏をしていると、何度も僕とアイコンタクトをとってくれて、題名の収録も含めて6回の舞台でしたが、毎回新しい発見があり、味わい深いブラームスが鳴らせたと思います。ジェームスは本当にいいやつで、根っからの野球好き!ならばと、西宮では甲子園に行き、東京ではドームへ巨人戦を一緒に観に行きました。彼はタイガースの応援団にいたく感心したようで、「かっ飛ばせ~っ!」と一緒になって掛け声も決まっていましたよ!試合後、タイガースの久保ピッチングコーチを誘い出し、野球談議に大盛り上がり。言葉の壁なんてすっ飛んで、アメリカと日本の野球を通して、色々な考えの違いが見えてくる。そして野球にかける熱き想いが交差する…。国境を超えてその面白さを語り合えるというのは良いものですね。さあ、ジャイアンツが優勝を決めました!タイガースもクライマックスシリーズへの進出、ジェームスのためにも、全力で決めてもらいたいものです!
さて、今回はハイドンの特集。みなさんハイドンはお好きですか?ユーモア、ジョーク、ドライブ感など。僕はそんな生き生きとしたハイドンが大好きです。交響曲の父と呼ばれるハイドンですが、どうも学校の音楽室では、昔の大作曲家として祭られ過ぎていると感じています。もっと身近に、まるでハイドン自身にさわれるような演奏体験を作りたいですね!
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M。さま、そうなんですかー!教えていただき、ありがとうございます。
これでまた心おきなくエーネスさんのCDを楽しませてもらうことができます。
エーネスさんも苦労人やなあ。(涙)
いやどちらのチームもまだまだこれからです。
Let’s go, Red Sox !!!
行け行け、タイガース!!!
そして、青島ハイドンさんバンザーイ!オケの皆さんも音楽もみんなハイドンさんのユーモアに包まれている気がしました。もっといろんな曲をきいてみたいです。
「驚愕」:「悲愴」第一楽章展開部の冒頭。こちらの方がびっくりかも。pppppからfff。「昼」:コントラバスでの主題、マーラーの巨人にあったのでは。「告別」:べルクの叙情組曲の終楽章。第二ヴァイオリン、チェロ、第一ヴァイオリンの順に音が消え、ヴィオラだけが残る。「火事」:一種の冗談音楽。うすのろというのがありますが、モーツアルトの音楽の冗談でわざと調子っぱづれで弾かせたり、リヒアルト・シュトラウスのティルでヴァイオリンの下降グリッサンドで、おしっこの描写(黛さんそう解説)もその延長では。終わったようで、なかなか終わらないのもありますが、運命の最終楽章もそうだとたしか、芥川さんいっていたと思いました。このように、ハイドンの影響は甚大!!!!!?????。青島さん、ハイドンと誕生日同じ。黛さんの解説で、ハイドン、モーツアルト、リヒアルト・シュトラウスはいずれも鼠歳。佐渡さん、104曲のなかから、86番を取り上げたのは感性なんですね。25年前、ドラティが、指揮した、ハイドン交響曲全集を、民放が放送したのを必死に聴き、聞き逃したのは、CDで聴き、聴いてないのが、20番42番。5番、41番は一部聴いてないのですが、今度の土曜、秀和さんの番組で、41番放送の予定。青島さん、芸大で首席とのこと。芸大で首席のかたは、芸達者が多いのでしょうか。
市川での佐渡さんのお話では、エーネスさんはレッドソックスファンとのことですよ。わたしも松坂くんが行って以来のファンです。「没後の祝電」といい、「死にたくなりました」「もう死んでるって200年前に」には吹き出してしまいました。青島さんとの掛け合いも息ぴったりですね。端正なハイドンの曲が佐渡さんの指揮でますます楽しく聴けました。
日曜日の朝食は「題名のない音楽会」を聞きながら優雅にゆったりと戴いています。
今日の告別は面白かったですね。(^_^)v
エーネスさんのCDを聴かせてもらっていますが、エーネスさんニューヨーク在住だそうで、もしかしたら守護霊よろしくケースのお写真から「NY」(ニューヨークヤンキース)の文字が浮かびでてこないかと恐怖におびえております。
ちなみに、私は赤靴下軍団(ボストンレッドソックス)ファンです。とほほ。
負けませんよ!(笑)
楽しかったです!佐渡さん達の会話も絶妙!!芝居がどんどんうまくなりますねえ!!!ハイドンの曲も面白く(火事なんてしりませんでした!)、告別は何回か聞いたことがありますが、今日の演奏で、最後に2人が残ったところで、その場面と音がすごく素敵で、ひょっとするとハイドンは、少しずつ小編成になった時々の音を楽しんでほしいという気持ちもあったかも、、、とふと思いました。
久しぶりに番組を見ました。楽しかったです。番組観覧があたったら生で音が楽しめます。楽しみです。
うらら
交響曲だけで104曲以上を残したパパ・ハイドン。作品にまつわる数々のエピソードは一休さんや曽呂利新左衛門を彷彿させますね。
それにしても「没後200周年」の祝電とは、ハイドンに勝るとも劣ってないです。その発想はなかったわ。