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2009年09月20日 09:30
兵庫芸術文化センター管弦楽団は、本拠地西宮での定期演奏会を3回終えて、初めての四国、松山への演奏旅行でした。これも初めてだった、温泉旅館での宴会も大盛り上がり!世界中の国から集まったメンバーみんなで浴衣を着て、ビンゴ大会あり、ちょっとしたまじめな話あり、そしてお決まり卓球大会もありと、温泉気分も最高!その甲斐あってか、松山での公演は、お客様総立ちの忘れがたい演奏会になりました。
さて今回の放送は、バースデーケーキに置き換えた、それぞれの楽器の役割でしたね。そう、今更ながらですけれど、オーケストラっていろいろな楽器の組み合わせなのです。僕には、ずっと思っているアイデアがあるのですが、録音で曲は聴けるのだけれど、チャンネルを変えると、同じ演奏の中のビオラパートの演奏だけを聴くことが出来て、何を弾いているのかよく分かったり、ホルンがどんな音で吹いているかわかったりする・・・というものです。オーケストラの楽器の役割がよくわかって、面白いなぁと思いません?いつか作ってみたいと思います。
ところで、いつの間にかしっかり秋ですね。カーディガンを羽織らなければならなくなりました。半ズボン大好きな僕としては、ちょっと淋しいなぁ。秋は嫌いじゃないけれど、淋しがり屋の僕がこの季節に顔を出す。21年前にウィーンに留学した時もちょうど9月だったからか、日本から出るぞ!っていきがっていたけれど、実際はホームシックにもかかり、いろんな人にお世話になりながら、それでも無我夢中で勉強していました。この季節は、淋しさだけでなく、同時に得体の知れない、何か湧き上がってくるエネルギーもあって、だから芸術の秋というように、僕自身は音楽に夢中になれるのかもしれないですね。真っ青な空も美しすぎて、いつか直ぐに緑の葉っぱは色付いて落ち、北ヨーロッパは3月まで灰色の雲に覆われます。これからの季節、自分に向き合い、自分を見つめるチャンスの時なのでしょう!
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オーケストラの各楽器の音域の違いを、実際に音階で聴けておもしろかったです。PACの定演のプログラムを東京フィルが演奏した市川でのコンサートに神奈川から出掛けて、午前のゲネプロも聴きました。いつもよりもっとオーケストラの各パートに注意して聴けました。アンコールというにはあまりに豪華なチャイコフスキーも含めて、佐渡さんの得意な曲で、暗譜での指揮はほんとにのびのびと踊っていらっしゃいましたね。東フィル、エーネスさんともどもすばらしかったです。前日には「題名」の収録もあったので(また々々~落選)、放送が楽しみです。
オケ全員での音階!!
とっても面白かったです☆
今回はお彼岸で何かと忙しかったので、録画して見ました。オーケストラのことが少しでも分かったような気がしました。特に、同じフレーズを違う楽器がなぞることがあって、そのために音の厚みが全然違う様子がよく分かりました。また、金管楽器が和音を奏でるというのもよく分かりました。今まで、金管楽器だけで聞いたことがなかったので、金管楽器イコールキンキンする楽器群という印象が強かったのですが、すごくいい音なのですね!あたたかくって、素敵なハーモニーでした。
あと、関係ない話ですが、佐渡さんの赤いシャツ姿を、多分始めて拝見し、すごく新鮮な気がしました。指揮をされるときの黒、白、グレーはもちろんすごく決まっていらっしゃるのですが、こういうカラフルなのもいいですね!黄緑も似合いそうだなあと勝手に妄想しております。
30分という限られた放送時間の割にはいつも内容が目一杯で、編集で削りに削られているのが手に取るようにわかります。せめて45分番組に編成替えできないものでしょうか。それと日曜午前はいいのですが、10時台の番組にできないものでしょうか。
オーケストラをバースデーケーキに見立てるなんて、思いもつきませんでした!そんな柔軟な発想が、大切なんですね。
クラシックでなくてもオーケストラの玄妙多彩なサウンドは大好きです。
子供の頃から管絃楽の秘密を解明したくてベルリオーズ、リムスキー=コルサコフ、ラヴェル、伊福部昭などなどどれだけ繰り返し聴いてきたことでしょうか。
管、弦、打楽器、これからもそれぞれの楽器にスポットライトを当てて存分にご紹介いただきたいと思います。