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2009年08月09日 09:30
夏の公演の狭間に、久しぶりに数日お休み。でもお休みってすぐに終わってしまいます~。今年も子供たちのための特別なコンサート、<ネスレからの贈りもの「佐渡裕ヤング・ピープルズ・コンサート」>が金曜日から始まりました。もう今年で11年目。子供たちに、目の前の空気が震える喜び、それもとびっきり良い音がコンサートホールに響きわたる快感を直接感じてもらいます。音楽との出合いって大事ですよね。僕は母親の影響が大きいですが、子供の頃に音楽と出合う人も、大人になってから音楽に出合う人も、おじいちゃん、おばあちゃんになって出合う人も様々ですが、この10年間、多くの子供たちに音楽と出合うチャンスを作って来られたと思っています。これが終わるとシエナ・ウインド・オーケストラとの全国ツアー、そしてスーパーキッズオーケストラと、佐渡裕の夏2009、真只中という感じです!
さて、「題名のない音楽会」は今年で45周年を迎えたのですが、2週間に渡り、特別企画として、これまでの貴重な映像や名場面集を振り返ります。しかし何という凄い顔ぶれなのでしょう!そして、それぞれの時代ごとに、よくこれだけ実験的なことを番組でやってきたと思います。僕も司会を引き受けてまだ1年とちょっとですが、実感として、やっと少し慣れてきた気がしています。慣れるというのはつまり、自分らしさを工夫して番組の中で生かせるようになるということでもあると思うのですが、この名場面集を見て、もっともっと勇気を持って色々なことに挑戦していきたい!と思いました。まるで先輩たちからの心強いメッセージを受け取ったような企画でした。
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45年前当時は結構普通に午後などに、カラヤン指揮のコンサートやイタリアオペラやベルリンドイツオペラの来日中継をテレビで観ていて、
他にもクラシック番組はあったせいか、「題名」を毎週観る習慣はなく時々は観ていたかなというくらいでした。その後生活のなかにテレビのない暮らしが続き、30過ぎてからテレビのないのは考えられない現在の生活になったのですが、「題名」を観るようになったのは羽田さんが司会になられてからです。悲しいお別れからも続けて観ていましたが、佐渡さんが後を継がれて、こんなにうれしいことはないくらい。先週の画面を通しての共演も感動しつつ、もう二年たったのかと偲びました。「わたしは富士山の上でピアノを弾きました」と、確かニュースステーションでの経験を、「題名」の中で話されていた笑顔が思い出されます。45年の中ではほんの短いおつきあいですが、これからの毎週30分とは思えない内容の濃い番組との歴史を重ねていけるのが楽しみです。
9日の番組を見た後観覧者募集クリック時に、佐渡さんのブログを一気に読み終えました。多忙を優先して佐渡さんの「旬のメッセージ」が読めなかった事を猛反省しました。
佐渡さんのステップの積み重ねと、
お人柄から出てくる、言葉のフレーズを読みながら、涙がこぼれおち、そして声を出して笑いました。
ハートもパワ-も素晴らしい「佐渡力」でますます大好きウエーブが大きくなっています。
力を入れていらっしゃるオペラも虜になりそうです。
好きな分野だけでなく、もっと楽しめる事を教えてもらいました。
大阪では芸術文化センターの発足以来会員で大好きな佐渡力に通い詰め、とてもハッピーな年月でした。
ご多忙で世界を駈けていらしても、お変りにならない関西人の暖かいお人柄に、お見受けする度に嬉しくなります。
ますますご発展されてる日々心から応援していますね。
関東ではなかなかチケットが買えないという難所があり、佐渡力の指揮が
観たい!気力が薄れますが、みな同じ思いですから運を待つ=観覧希望も同じで出し続けますね。
45周年の今年、ページをめくって観ていますと、素晴らしい場面が鮮明に思い出されて、息子達の幼児期から
30年は観ている事も解り、感慨無量の日曜日でした。良い番組に感謝でした。次の時代を背負って行く子供達に佐渡産の情熱とハートが確実に伝わっています。ypcコンサートはいつも観ていて元気を頂いています。世界を駆け巡られる多忙さの中で頑張って下さいませ。
阪神間では、高校野球の中継で番組がない日~!再放送が待ち遠しいです。
45周年を通観すると、内容は司会者の代替わりとともに多彩に変貌を遂げつつも、意外に一貫性があることに驚きました。さすがは「題名のない」とわざわざ題してやって来られただけはあります。そしてゲストの豪華なこと。特に服部一族、宮川一族など、脈々と受け継がれる歌心のDNA、それはまさに宮田先生の書かれた「命」そのものですね。
来週以降の続編も楽しみです。