僕は子供の頃から指揮者になりたかったから、もしも今回のようなオーケストラを振る企画があったら、間違いなく僕も応募していただろう。僕の指揮体験も、やはり指揮棒代わりにお箸を持って、お気に入りのレコードに合わせ一心不乱に振ることだった。
当たり前の話、実際はカラヤンやバーンスタインの演奏だけど、まるで自分が作ったかのような錯覚(?)が、結構病みつきになる。だって、どう振ったって演奏に出来不出来はなく、オーケストラから「そんな棒じゃ、吹けないよ」なんて文句もこない。一人、自分の部屋の中で音に陶酔する姿は、客観的に考えるとかなり恥ずかしいが、まぁ、家族が「また、やってる、やってる」程度に思っているぐらいで、誰か他人に迷惑をかけるわけでもない。
しかし、人とは面白いもので、この姿を人に見せたくなってくる。あるいは、どんな指揮姿でもいいのだけど、実際に自分の指揮で、どんな音がプロのオーケストラから生まれるのか体験してみたいと思う。人とは創造する生き物。創造するから芸術なのだ。ものを生むからこそ人なのだ。つまり、芸術は人である証明。指揮をすることは生きる証なのだ!
今回もたくさんの方の応募の中から、ビデオ審査で選ばれた、個性豊かな「自称指揮者」が集まった。そう、指揮者というのは免状があるわけではないので、自分で「指揮者ですけど、何か?」と言えば、確かにその瞬間から指揮者になれるわけで、まあ、実際の指揮台を手に入れられるかどうかは別としても、この仕事につくのに資格があるわけではない。
そういう僕も指揮を専門に勉強をしたわけではないので、自室での一人指揮は、指揮者佐渡裕が誕生するうえでかなり意味を持っていた。つまり、包み隠さず言うと、僕も「おうちで指揮者」が大好きだった!みなさんも一度やってみたらどうですか?えっ?もうやってるって?当然です!
人生で指揮をする経験は、芸能人といえどもそう何度もやってくるものではない。そのチャンスに鳥越俊太郎さんが選んだ曲はモーツァルトだった。しかもモーツァルトでも交響曲40番の暗い曲。渋いね~。もし僕が一曲だけ指揮できるとしたら何を選ぶかなぁ?やっぱり、チャイコフスキーとかの派手なやつになってしまうのだろうか。
でも、確かにこんなに美しい曲は他にない。メロディーが水の流れのように完璧な流線型を描く。だからこそ、僕なら、なかなか選ばないなぁ、この曲は…。でも、鳥越さんの指揮姿は美しかった。指揮って、やはりその人を表すね。

振ってみまSHOWの企画も3回目になりましたね。毎回思うのですが、ビデオ審査で選ばれた参加者は、素人ながら個性的でプロのような指揮をしますね。 しかも持ち時間の1分と言う限られた時間の中で、指揮の醍醐味と見せ場をアピールしなければならないので何を選曲するのだろう?と放送後に思ったりすることはあります。1日の放送が楽しみです。いよいよグランプリが決まるんですね。誰がグランプリと言うのは、現時点では決められないと思いますね。
熱かったですね~。個性豊かな方々が一心不乱に振る姿は何か込み上げてくるものがありますね。楽しそうでいいなあ。鳥越さんの指揮姿、素敵でしたよ~。モーツアルトが渋い。どんどん重くなっていくオーケストラにええ?!って顔をされているのもまた日頃見れないような顔で良い感じです(^^)私だったら何振るかなあ…。新世界から、とか…?テンポ早くてばあん!みたいなのが良いかな~1分だし。うっとり聞き入るような曲は2分は欲しいです。来週も楽しみにしています♪どんな人が振るのかな~。
みなさんの満足した高揚した気持ちがダイレクトに伝わってきて、私までこみ上げるものがあり「良かったね」という気持ちで涙がでてしまいました。
夢を持つことは素晴らしく、熱い思いが素敵です!
普段あまり熱くない私ですが(^^;番組をみて行動を起こしたくなりました!来週も楽しみです。
佐渡さんの指揮もまた見に行きます!
テレビの前で自然とカラダが動いてしまいました。
皆さんの選曲が素晴らしい!
さらに佐渡さんの皆さんを見つめる目。
審査員のみなさんの愛情あふれるコメント、最高でした。
私も出ようかしらん。
私も演奏経験はあっても指揮経験はないですが~やっぱり家では音楽聴きながら無意識に振っている時があります・・・
私だったらモルダウを選ぶかなぁ・・・出だしの1分だとちょっと寂しいけど。
イラストのちょこっと顔を出されてる青島さん、かわいいですね♪
みなさん、ホント楽しそうに振ってらっしゃいましたね! 跳びはねたり、クネクネしたり、それぞれのお方の個性が出ていて、とても面白かったです。佐渡さんも楽しそうに、時には真剣な眼差しで眺めてらっしゃいましたね。ただ感情のおもむくままに、のびのびと好きな曲を振れたなら、きっと気持ちいいんだろうな〜。今まではそんなこと考えたこともなかったのに、思わず自分が指揮をしたら、どんな色になるんだろうと想像してしまいました。今回登場した方は、男の子から社会人、いろんな立場の方がいらっしゃいましたが、指揮をしてるときはみなさん全く別人で、本当に指揮者のようにいきいきと振っていたのが印象的でした。輝いている人っていうのは、きっといろんな一面をもてるからステキなんでしょうね。
1・2回目も拝見していて大好きな企画でしたが、第3回では佐渡さんからのコメントも加わってたのしさ倍増でした☆
楽しかったです!
音楽っていいなぁ。佐渡さんの出番が少ないからちょっと残念・・と思いきや、皆さんへのコメントがすごく熱いくて・・音楽、指揮のアドバイスというよりも”生きる”とは?に通じるものがあってとても暖かいキモチで見てました。今日もあらいがとうございました! ちなみに私だったら今のところはホルストの”木星”!で振りたいかも・・・あ、鳥越さん同様、振られたいかも・・・
いやー、参加者の皆さん凄かった!
指揮をされている姿から「映像」が浮かんでくるくらいでした。
僕も振りたい!何を振ろうかな・・・
やっぱり「キャンディード序曲」ですかね!
「振ってるうちにどんどん重くなる」というのがものすごくよくわかるので笑ってしまいました(^^;。
私も昔一度だけ(仲間内で)やったときにそうだったので(ゆったりな三拍子の曲だったので尚更だったんですが・笑)。
曲に限らずですが、自分にとってのいちばんを選ぶというのは意外と難しいです。たった1曲の1分間となれば、どの曲のどこを選ぶかなあ、と私も考えてしまいました。
アマオケで振ってた正統派の人や、薬品調合用のピペットで指揮する女性。はつらつとした10代の男の子、指揮棒を持たずに曲のフィナーレを指揮して大喝采を受ける人など、さまざまな指揮者さんたちの個性を楽しませていただきました。
1分間という短い間で指揮の醍醐味と見せ場をアピールしなければいけないので、皆さんの選曲にも興味津々でした。
自分だったら何を選曲するだろうな?なんて放送後にあれこれ考えたりしてます。
一度は選に漏れた身ですが再応募してみますかね。
皆さんのイキイキとした指揮姿に圧倒されました。楽しそう…!
正直、素人さんの指揮ってどうなの?と、ナナメに構えてみていたのですが・・・どうしてどうして、一人目の方からレベル高い!びっくりしました。皆さん、何らかの形で音楽と関わりを持っておられる方ばかりで、本当に心から音楽を愛しておられるんですね。私はオーケストラを自分が振りたいと思う前に佐渡さんに出会っちゃって、自分が振るより指揮者としての「理想形」である佐渡さんを見てるのが幸せなんですが、それでも、今日の皆さんのハッチャけぶりをみていたら、一度はオーケストラを振ってみたいと思いました。来週も楽しみです!