2008年05月04日 09:30
今回はヨーロッパからの映像をお届けしました。こんな風に海外収録だけで番組全部を作ってしまうというのは「題名のない音楽会」の長い歴史の中であったのかなぁ?収録時間は当然もっともっと長かったのだけれど、それにしても中身の濃い映像だったと思いませんか?
僕のヨーロッパでの最初の仕事場、「ボルドーの劇場」で今もスタッフとして勤めるシャンタルのインタビューはめちゃくちゃ嬉しかった!彼女の部屋の壁には僕の写真が一杯飾ってあったけれど、あれは今回の撮影の為にしたことではないのです。まるで恋人のように僕のことを今も大事にしてくれています。また、本当に心から尊敬できる先輩指揮者、エッシェンバッハ氏と、こういう形で再会できたのも嬉しかった!彼からは、音楽に誠実であることの大事さと、強さを学んだと思います。パリ管弦楽団のフィリップも、6月には兵庫にソリストで来てくれます。番組中のランランの演奏は、もちろん飛びっきり素晴らしいものだったけれど、教育のことを話せたことは大きな意味があったと思うなぁ。そうそう、皆さんランランの靴見ました?彼のためのアディダス、ランランモデルなんですよ!僕は靴が30センチなのだけれど、プレゼントしてくれるらしい。楽しみだ!それと、評判のイラストは今回はランランにしてもらいましたが、これって残念ながら僕が描いてるんじゃないんですよ!田中さんという素晴らしいイラストレーターです。いつかまとまって、何か作品になったりしたら面白そうですね。
そして、圧巻はピザール家での収録。まるで黛さんと再会したかのような、ジュディスと黛さんとの意外な縁!本当に驚きました…。確かに何かに導かれ、今、僕はここにいる。多くの師や友人に、感謝の気持ちを忘れず、精一杯生きたいと思います!

 

視聴者からのコメント
2008年05月08日 21:03
伽羅@musica

ゴージャスな内容をありがとうございました。恐るべし、佐渡さんの人脈!
1回の放送でこんな贅沢な映像と音楽を楽しめるなんて感激と驚きでいっぱいです。
それにしても、佐渡さんのオシャレなこと!
普段の公開録画の時は黒一色ですが、
今回はいろんな佐渡さんのコーディネートを拝見できて、それも楽しかったです。

2008年05月07日 22:02
Miyabi

フランスからの素敵な映像と音楽をありがとうございました。
一流の音楽家たちの交流がよくわかる内容でとても楽しかったです。
フランスには行ったことがないのですが、ぜひ一度行ってみたいです。もちろん、佐渡さんの演奏を聴きに♪

2008年05月05日 23:11
おーりー

公開収録とは異なる感動がありました!
ランラン靴には気がつかなかったので、もう一度番組を見直さなきゃ♪

2008年05月05日 17:40
とくゆみ

普段は見れないパリでの佐渡さんの様子が見れてとても嬉しかったです。
様々な偶然が偶然を呼び、それがいつのまにか偶然でなくなって必然になったような・・・やっぱり佐渡さんは不思議な方ですね。
ランランさんの演奏を聴いて「指揮をしてみたいと思っている」と分かるのもスゴイ!!
そして、私ももっと英語を勉強しようと思いました。
次回も楽しみにしています~♪

2008年05月05日 07:45
まっつぁん

「それにしても中身の濃い映像」でした。
毎回ぎっしりつまってけど、今回は見終わってしばらく動けませんでした。巻き戻すことすらできませんでした。感激の余韻が続き、何度も映像と言葉が蘇ってきました。
ボルドーのシャンタルさん、ランラン、エッシェンバッハ、そして最後のピザール家。感激を言い尽くそうとしたら、佐渡さんの記事よりも長くなってしまいそうです。
我らが YUTAKA SADO
万歳!!

2008年05月04日 21:53
hiro

佐渡さんとパリ…。
ヨーロッパでご活躍されているのは知ってはいるけれどもこうして映像で見ると新鮮です。
そういえばPACにも海外の人はいるわけでこうしてみると音楽家って国境ないなあと思いました。もちろん音楽を愛する人にも国境はないと思うわけですがどうでしょう?
ランランさんのイラストかっこいいですねっ!何かに長けてる人は何でもこなせちゃうのかなあ。演奏が物凄くカッコ良いなあ、いつか兵庫に来てくれるかなあと思って見てました。
このイラストの佐渡さん眼力がありますね。いつもの佐渡さんもとっても可愛くてお気に入りなのですが。
それにしても義務教育で音楽がない国があるなんて知りませんでした…。
今週も色々目からうろこの30分でした。来週のベルリンも楽しみにしてますね!

2008年05月04日 13:34
sheryl

今日はフランスでの音楽家の方々と佐渡さんとのInterviewが見れて、とても良かったです。Hugでの挨拶やしぐさなどから、ホントに佐渡さんにとってフランスは第2の故郷なんだなぁと感じました。パリ管弦楽団の演奏と、エッシェンバッハさんのピシッとした指揮も、わたしにはとても新鮮なものでした♪
ランランさんのピアノの指使いもすごかったです! 音を出してるのは楽器とはいえ、演奏家も歌うように感情を表現しているのですね。
テレビで聞き逃したり、見逃してしまったりしても、ここで佐渡さんが解説してくださってるので、あとあとゆっくり思い起こせるのがうれしいです☆

2008年05月04日 12:46
サドラー2号

ジュディスさんから黛さんの思い出、番組の思い出が語られたときは、正直胸にぐっと来るものがありました。やっぱり、佐渡さんがこの番組の司会者になったのは「必然」だったんだなぁ~。実は黛さんからのご指名だったんじゃないかとも思います。黛さんが亡くなって以来多くの人がこの番組を守ってこられたことが、今ここにつながったんだなぁ~と、改めてこれまでの司会者の方々やスタッフの皆さんに感謝の思いでいっぱいです。
しかし、やっぱり佐渡さんて不思議な人だなぁ~。どうしてラン・ラン氏の演奏を聴いて、指揮を目指してるなんてことがわかるんでしょう?(笑)いつかラン・ラン氏との共演が実現したらぜひ聴きたいです。

2008年05月04日 10:12
K.Matz.

ますます聴きたくなってきました。佐渡さんによる黛敏郎作曲「饗宴」「舞楽」「涅槃」。この3曲で、一枚のCDができます。

2008年05月04日 10:00
emiemi

日本にいながら、パリでの佐渡さんを知ることが出来るなんて、素敵!
佐渡ファンには嬉しい番組です(^^)v

2008年05月04日 09:36
げ@一介のリスナー

海外収録は黛さん時代はかなりありましたよ!
オペラ「金閣寺」のベルリン初演の時の回とか、ニューヨークに前衛作曲家ヴァレーズの思い出を訪ねる回とかなどなど。
今年も秋には会議で欧州に行く予定ですが、パリで佐渡さんの演奏会にありつきたいものです。