2014年09月28日

ハロー、エブリワン♪ 番組レポーターのペンシルです。
今日の放送では、今年5月にこの世を去った吹奏楽ポップスの父、岩井直溥さんの作品の中から、佐渡裕さんお気に入りの5曲を、シエナ・ウインド・オーケストラと1000人の中高生の大合奏でお届けしました。岩井さんは常に「吹奏楽を楽しむ」ことを意識されていたということですから、中高生のみなさんの元気な演奏を、きっと会場のどこかで、目を細めて聴いていらしたことでしょう
2曲目の『ティコ・ティコ』では、佐渡さんの呼びかけに応じて打楽器持参の生徒さんたちがステージ上での演奏に加わりましたが、実はリハーサルの段階では、「事前に曲名を伝えていないし、小物の打楽器を持ってくる子がどのくらいいるかな…」と、佐渡さんもスタッフのみなさんも、ちょっぴり心配されていたんですよ。ふたを開けてみればご覧の通り。良い方に予想が外れて良かったですね、佐渡さん!
5曲目の『アフリカン・シンフォニー』では、ステージで演奏してもらう生徒さんを楽器ごとに抽選で決めていきました。佐渡さんが引き当てた学校名を本間智恵アナウンサーが読み上げると、会場には「キャー!!
」とか「ウォー!!
」とか、さまざまな声が交錯。「コンクールの結果でも発表しているよう(笑)」と、本間さんはその反応に驚いていましたが、一緒に演奏できる喜びを素直に爆発させる生徒さんたちの純粋な思いが、あの熱い1000人の大合奏を生み出したのでしょうね。
そして、触れておきたいのが、3曲目の『メイン・ストリートで』で披露された、我らが佐渡さんのフルートソロ。中学3年生のときにコンクールでこの曲のソロを緊張しながら吹いたとのことでしたが、今回の演奏では、約40年前、会場に集まった生徒さんたちと同じ年頃だった裕少年と、今の佐渡さんが、作品を通して心で会話をしているようで、ペンシルはなんだかジーンとしました。
今回の企画で、日本における吹奏楽人気を生み出した岩井さんのDNAが、若い世代にしっかりと受け継がれていることが分かりました。そう言えば、次回も吹奏楽の素敵な作品が登場するんですよね。みなさんぜひ、お見逃しなく!
ということで、今回はここまで。また次回お会いしましょう。
ハバナイスデー!
(ペ)
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