ミテシル日記

佐渡裕さん著『棒を振る人生 指揮者は時間を彫刻する』出版!

2014年11月02日

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グッモーニン、エブリワン! 番組レポーターのペンシルです。

 

今日の放送は大学駅伝中継のためお休みでしたが、それでもこのページを訪れてくれた方のために、我らが佐渡裕さんの最新刊、『棒を振る人生 指揮者は時間を彫刻する』(PHP研究所)をちょこっと紹介します。

 

30年間、指揮者を続けてきた今の佐渡さんから見える音楽の風景をつづったこの本は、『指揮者は何のためにいるのか』といった、ペンシルのような音楽初心者が抱く素朴な疑問から始まり、佐渡さんが指揮台に立って棒を振るまでにどんなステップを踏むのか、その時、心の核には何があるのかなど、具体的なエピソードを交えて、指揮者として生きる日々を分かりやすく解き明かしてくれています。

 

佐渡さんの恩師、レナード・バーンスタインとの逸話も満載。佐渡さんが初めての留学を経験したウィーンで、バーンスタインがユタカに紹介した“大親友”の話には、ペンシル涙がこぼれそうになりました。番組のオープニングで使用中のバーンスタイン作曲『キャンディード』に託された、師匠から弟子へのミッション、そして収録時の裏話などは、番組を見ている人なら必読です。

 

ほかにも、「月よりも遠い」と認識せざるを得なかったベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮台に立つまでの道のりや、年末に向け日本特有の演奏シーズンに突入するベートーヴェン作曲『第九』への取り組み、そして来年9月に就任するトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に対する思いなど、「今すぐ佐渡さんの音を生で聴きたい!」と思わせる“告白”が盛りだくさん。ペンシルは、いつかウィーンで佐渡さんの演奏を聴き、バーンスタインの大親友にも会いに行けるよう、貯金を決意しました。頑張るぞー!

 

苦しみ、悲しみ、孤独な戦いを、音楽というきらめきに変える魔法の棒使い、マエストロ佐渡の著書を、みなさんもぜひ読んでみてください。そして良ければ感想を聞かせてくださいね。

 

次回放送は、人気企画の「なんてったって」シリーズでサックスを取り上げます。毎度毎度、テーマに対して驚くほどディープな愛が語られるこのシリーズ。サックスではどんな魅惑のワールドが繰り広げられるのでしょうか。楽しみですね。

 

それではまたお会いしましょう。スィーユー!

 

(ペ)

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