2015年09月06日
グッモーニン! 番組レポーターのペンシルです。
9月に入り佐渡裕さんの司会卒業まであと1カ月となりました。残り4回の放送には、佐渡さんの7年半にわたる司会在任中に番組を盛り上げて下さった方々が、佐渡さんの卒業を祝して続々と駆け付けてくださいます。そのトップバッターが今日放送のさだまさしさん。出会いから今日までの豊かなエピソードと音楽を披露してくださいました。
1曲目の『案山子』では、佐渡さんがフルートの演奏とともにめずらしく歌でも参加。演奏前にさださんが
「佐渡さんは今、追い詰められている」(笑)
とおっしゃっていたのですが、確かに、会場にそこはかとなく漂う緊張感が画面からも伝わってきました。実は以前の共演時に、佐渡さんは久しぶりのフルート演奏で背中がつってしまい、さださんは歌詞を間違えるという出来事があったのだとか。演奏後、開口一番に佐渡さんが「うまくいきました!」と、興奮と安堵が入り交じったような表情を浮かべたのには、そんな訳があったのですね。
また、大人顔負けの演奏を披露してくださったスーパーキッズ・オーケストラは、佐渡さんが司会に就任した初回の放送にも登場した、佐渡さんが大好きなオーケストラです。東日本大震災以降、東北での演奏を経験し、佐渡さんいわく「前より上手くなった」というみなさん。そんな彼らを佐渡さんは「世界をあっと言わせるオーケストラとして、ウィーンにも連れて行きたい」とおっしゃっていました。そのウィーンの佐渡さんのアパートには今、2011年のベルリンフィルデビューを祝してさださんから送られた色紙が飾られているそうです。
実はこの日の演奏会は、佐渡さんの卒業発表後に行われた初めての収録でした。「僕を泣かす方向で番組が作られている気がする…」と、収録前の前説でお話しされた佐渡さん。さださんからは「前説もできるマエストロだから前説トロ!」など、落語趣味の洒落た会話が次々飛び出し笑顔もたくさんこぼれたのですが、最後は本当に泣き顔になっちゃいましたね。ペンシルも感動しました。
ということで、今回はここまで。さださんは次回も天童よしみさん、平原綾香さんとご一緒にご登場です。お楽しみに。
ではまた次回、スィーユー!
(ペ)
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