2014年10月12日

ハロー、エブリボディ♪ 番組レポーターのペンシルです。
三連休の中日の今日、みなさんいかがお過ごしですか? 台風が接近している地域の方は、無理な外出は控えるなどスケジュールの調整をしてくださいね。
さて、今朝の放送では、ソチ五輪で浅田真央選手が感動的な演技を披露した、ラフマニノフのピアノ協奏曲2番が紹介されました。佐渡裕さんがいい音楽を言葉で表現するときに、温度や湿度、においを感じるとよくおっしゃるのですが、今回のドミトリー・メイボローダさんと兵庫芸術文化センター管弦楽団の演奏からは、ロシアの冴え冴えとした空気が流れ出てくるようでした。みなさんはどう感じましたか?
メイボローダさんは今回が初来日。春先に行われた佐渡さんと兵庫芸術文化センター管弦楽団とのツアーにこの曲で参加し、収録の日が最後の共演ということでした。収録前の前説に立った佐渡さんが、「すごくいい状態に仕上がっている」と自信の言葉を口にしていたんですが、まさに! ラフマニノフの数奇な人生を映したかのような、楽曲の悲劇性をじっくりと味わえる名演でした。まだ21歳のメイボローダさんですが、佐渡さんが「王子さま系
」と評するルックスともども、今後の活躍に注目ですね。
放送にもあったとおり、ラフマニノフはアメリカに亡命後、4カ月で40公演ものコンサートをこなしてお金をどんどん稼ぎ、ロシアに残してきた親戚や音楽仲間に送金しつつも、最後にはビバリーヒルズの家で亡くなったそうです。これを聞いた我らが佐渡さんが、冗談まじりにポツリ。
「僕ら、18日間で14回コンサートやってるんですけど、そんなにお金持ちになってない…(笑)」
………………………………第一次世界大戦後、世界の富の半分を集めたとも言われる当時のアメリカとは、経済状況が違いますから、ねぇ、佐渡さん………………………
でも、佐渡さんたちの演奏のおかげで、ペンシルは心が豊かになりましたよ
ということで、今回はここまで。また次回お会いしましょう。スィーユー!
(ペ)
視聴者からのコメント
2014年10月18日 19:01
吹奏楽ファン
ラフマニノフさんでもブーイングされたのですね。私も一度、大好きな楽団の・・というより初演の作曲者にブーイングしました。少し前に日本の聴衆は感動しなくても拍手しすぎるという記事を読んだので。皆が盛大な拍手を送る中、一人腕組みして舞台の下の方をみていました・・。指揮者がちらちら見てました。その曲でコンクールに臨んだその楽団はその年思うような結果をえられませんでした。そして、二度とその方に依頼されてません。何も私がブーイングした為とは思いませんが、折角聴きに行くのならよい思い出にしたいです。今年もその楽団は全国コンクールに参加します。良い演奏をきたいしています。