ミテシル日記

知られざる山田耕筰、意外な恋愛遍歴と深遠なる創作世界

2015年06月28日

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グッモーニン エッヴリワン! 番組レポーターのペンシルです。

 

今日の放送は、山田耕筰の知られざる功績と人物像に、ソプラノの森麻季さんことのみ児童合唱団の歌と、おなじみ池辺晋一郎さんのお話で迫りました。

 

数々の恋愛遍歴を誇り、それが災いしてオーケストラへの出資を断たれるなど、山田耕筰の自由奔放なエピソードが数々明かされましたが、「僕は今日、山田耕筰の悪口を言いにきたわけじゃないんです」とは池辺先生。「日本における西洋音楽の黎明期にあって、旺盛な創作力を誇り、大きな牽引力を発揮した作曲家。日本にクラシック音楽を根付かせた意気込み、執念は素晴らしい!」と、その偉業を讃えていらっしゃいました。

 

また、森さんは山田耕筰の歌曲を歌っていて「日本語の響きやイントネーションを大切に作曲されたメロディーだと感じる」とおっしゃっていました。これを受けて佐渡裕さんは、「ドイツに留学し、ヨーロッパの音楽にふれる中で、自分のアイデンティティーとなる日本語という言葉の世界への執着が生まれた結果ではないか」と分析していらっしゃいましたよ。『赤とんぼ』などの童謡からなんとなく身近に感じていた山田耕筰の、深遠なる創作世界を垣間みる思いがしましたが、みなさんはどのように感じましたか?

 

さて、気になっている方も多いと思いますが、放送の最後で、佐渡さんが9月いっぱいで番組を卒業すると発表になりました。世界を股にかけて活躍する佐渡さんの多忙さは、みなさんご存知の通り今に始まったことではありません。実は、今日放送分の収録も、佐渡さんがヨーロッパから帰国した翌日に行われたものでした。

 

27年前、佐渡さんがレナード・バーンスタインのアシスタントとして暮らしていたのがウィーン。そんな思い出の地で、佐渡さんの新しいステージがスタートするんですね。フレー、フレー佐渡さん! ペンシルは寂しい気持ちで一杯ですが、佐渡さん最後の出演回までしっかりレポートを務めますので、みなさんよろしくお願いします。

 

というわけで、今回はここまで。

また次回お会いしましょう。スィーユー!

 

(ペ)

視聴者からのコメント

2015年06月29日 12:05

M。

え~!ショックなお知らせにへこみました。
首都圏での演奏会が少ない淋しさを満たしてくれていた毎日曜日の番組出演だったのに。
西宮、河口湖、ベルリン、ライプティヒにも行きましたが
もう遠征はなかなかむずかしい状況の身に過酷!
でもウィーンや世界でのますますのご活躍を願う気持ちで耐えるしかないですね。
録りためた番組DVDを観られるのがせめてものなぐさめですから、これまでの放映を関係者みなさまに感謝いたします。

龍君は先月もすばらしいコンサートが聴けました。
また新たな番組を楽しみにしています。
そしてどうぞ佐渡さんが今度はゲストでたびたびご出演して、あの小さかった龍君を背をかがめて気遣いつつ指揮する佐渡さんとのシーンの再来いえ進化ヴァージョンを、ぜひよろしくお願いします。

2015年06月28日 18:26

いっち@1吹奏楽ファン

私にとって「題名のない音楽会」といえばやはりOsaka Shion Wind Orchestra。
Shionは大阪市音楽団時代から何度となく題名のない音楽会に出演してきましたが、Shionが出演した時の宮川彬良さんと佐渡さんの漫才みたいな(笑)トークがすごく好きでした。
シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者でもあり吹奏楽にも造詣の深い佐渡さんが司会を卒業してバイオリニストの五嶋さんが司会に就任したら、Shionの出演も少なくなるのかな…というか吹奏楽自体取り上げられることが少なくなるのかな…と吹奏楽ファンとして少し心配ですが…なにより佐渡さんと本間智恵アナの絶妙なコンビが見れなくなると思うとすごく淋しいです。
9月の卒業までまだ時間はありますが…ひとまず佐渡さん、お疲れ様でした!

2015年06月28日 09:53

題名ファン

今回も素晴らしいひと時を堪能させていただきました。麻季さんの舞台は一度拝見したことがありテレビでも変わらない華やかさでした。日本の宝ですね。宝といえば・・・佐渡さん。番組卒業はさびしい限りです。夏の河口湖での生演奏も堪能させていただきました。ペンシルさん!佐渡さんが卒業なさってもこのコーナー続けて!そもそも佐渡さんがはじめられた(らしい)コーナー。震災後に衣替えされて、またペンシルさんにつながれてますます充実してきたのですから・・・

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