2015年04月26日

トントントコトコトン、トントントコトコトン♪ グッモーニン、番組レポーターのペンシルです。
今日の放送は鉄道音楽特集ということで、ペンシルも赤い機関車にトランスフォーム! 名付けて“機関車ペーマス”(ペンシルの生みの親である田中千絵画伯命名)です…(笑)
さて、放送でも紹介されましたが、『世界の車窓から』でおなじみの素敵なナレーションを披露してくださった石丸謙二郎さんの耳には、「トントントコトコトン♪」と響く汽車の音。「シュッシュッポッポ」とか「ガターンゴトーン」ではない、軽快なリズム感と疾走感にあふれる石丸さんオリジナルの擬音です。鉄道とリズムと言えば、「実は僕も蒸気機関車世代なんです」という佐渡裕さんにも、忘れられない出来事がありました。それは、佐渡さんが小学生のときのこと…
―― 音楽の成績がずば抜けて優れていた佐渡少年はある日、先生に勧められて作曲コンクール向けの曲づくりを始めます。公募曲のテーマは、蒸気機関車の花形『D51』通称“デゴイチ”。歌詞はあらかじめ決まっていて、佐渡さんの確かな記憶では「白い煙をもくもくはいて デゴイチはゆく」という、いかにも2拍子の力強い曲が合いそうなものでした。ところが、「汽車と言えば、お母さんと一緒におばあちゃん家に遊びに行くときに乗るもの」だった佐渡少年は、踊るような気持ちを表現したのか、なんと3拍子のワルツを作曲。先生を驚かせたそうです。
「なかなかいい曲だったんですよ」
と振り返る佐渡さんですが、いろいろあって応募には至らなかったのだとか。汽車に乗って出かける気持ちを佐渡少年がどんな音にしたのか、一度聴いてみたいものですね。
今日は早いもので4月最後の日曜日。もうゴールデンウィークが始まっている方もいらっしゃるかもしれませんね。今年の連休は列車の旅を計画中という方、あなたの旅のお伴の一曲はなんですか? みなさんの楽しい旅を想像しつつ、今回はここまで。
次回は佐渡さんがウィーンを案内しますよ。お楽しみに。
スィーユー!
(ペ)
視聴者からのコメント
2015年04月29日 02:01
題名ファン
私が一度だけ乗ったS・Lは大井川鉄道です。紅葉の素晴らしいときでした。ちょっと硬い座席もいい思い出です。桜のとんねる茶畑のどこまでも続く緑・・・四季折々の情緒を楽しめる路線です。思い出させていただきました。