ミテシル日記

「日本音楽界の未来を担う３人の戦い」——ピアノ大喜利〜！

2015年02月15日

グッモーニン、エブリボディ！　番組レポーターのペンシルです。

今日は個性と才能あふれる３人の作曲家、村松崇継さん、小杉紗代さん、奥田弦さんによるピアノ大喜利が放送となりました。佐渡裕さん曰く「日本音楽界の未来を担う３人の戦い！」でしたが、３人の瞬発力の凄さに驚かされ、ユーモアのセンスに笑わされた収録の様子が、みなさんにも届いたでしょうか？

一枚の静止画が音楽によって動き出し物語性を持ち始めたり、さまざまな情景を音で描くことで想像が広がったり、逆に焦点がグッと絞られたり、限られた時間の中でみなさん本当に多彩な音の世界を披露してくださいました。村松さんが『中学生の恋愛』というお題に音楽をつけたとき、佐渡さんが「時間が巻き戻る」とおっしゃっていたのですが、現実的には起こり得ないことが音楽によって感覚的にもたらされるなんて面白いですよね〜。今回は３人の豊かな発想と自由なひらめきに触れ、音楽の持つ特別な力を改めて感じることができました。

ところで、今日のオンエアで、奥田さんが『老夫婦の恋愛』に音楽をつけたときに佐渡さんが、「セントラルパークのベンチを見ているみたい」と評していましたよね。最近までニューヨークに住んでいた小杉さんも大きくうなずいていたのですが、実はこのとき、奥田さんから驚きの発言が…。

「セントラルパークって何ですか？」

そうか〜。奥田さんはまだ13歳でしたね〜。佐渡さんは「ニューヨークの新宿御苑みたいなところ」と教えていましたが（笑）、ジャズ好きの奥田さんですから、そう遠くない将来、ご自身の目で確かめるときがくることでしょう。そのとき、奥田さんが佐渡さんに対してどんな感情を抱くのか、ペンシルは知る由もありません…。

ということで今回はここまで。

次回はアカデミー賞の音楽特集でお会いしましょう。スィーユー！

（ペ）