ミテシル日記

夜のムードが充満!名プレーヤーと大盛り上がりのサックス談義!

2014年11月09日

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グッイーブニーング!っぽい雰囲気で始まりました、今日のサックス特集。4人のプレーヤーが聴き応えのあるアドリブ合戦を披露してくださいましたが、吹奏楽界から参戦(笑)した田端直美さんは、なんと今回が初の“アドリブ回し”! 貴重なセッションだったんですね。小林香織さんの名言「アドリブは語学」の言葉通り、みなさんが楽器でおしゃべりをしているようで、本当に楽しかったです!

 

というわけで、改めましておはようございます! 番組レポーターのペンシルです。今回の“なんてったって”シリーズもいつもながらの盛り上がりで、お話のいくつかが放送からこぼれていました。今日はその中から、楽器に関する部分を紹介します。

 

今、大人の習い事としてサックスが人気と放送で紹介されましたが、この話題を受けMALTAさんが教えてくれたのは、その昔、サックスは「汽車の窓から出せば音が鳴る」と言われていたということ。空気さえ通れば音が鳴る、つまり誰にでも吹けるという例えだそうですが、本多俊之さんはさらに、合理的な楽器ですべての音にキーがあるので、指で穴を半分押さえて半音階を作るとか、そういった難しさがない」と、楽器の手軽さを説明してくれました。

 

では、簡単な楽器かというと、もちろんそんなわけありません。かっこよさに惹かれてトロンボーンからサックスに変更した経歴のMALTAさんは、「こんなに難しい楽器だとは思わなかった。トロンボーンにしておけば良かった…」と、サックスの奥深さを冗談まじりにグチっていましたよ(笑)。

 

また、楽器+マウスピース+リードの組み合わせで、音色がまったく違ってくるのもサックスの特徴とのこと。MALTAさんは最近、千分の1ミリにまでこだわってマウスピースを新調したそうです。

 

そんなMALTAさんをこの日一番驚かせたのが、本多さんのリードです。本来、植物の葦で作られるものだそうですが、本多さんはプラスチック製を使用。以下はその時の会話です。

 

本多:バレました?(笑)

MALTA:良く合うのを見つけたねぇ。(佐渡さんに)普通は、プラスチックじゃ難しくて吹けないですよ。

本多:僕もソプラノだけで、アルトは葦を使っていますけどね。

田端:最近はオーケストラでも使う人がいますよ。

本多:でしょ! プラスチック製でもいいものがあるんです。寿命も長いし。

MALTA:リード代が助かってるね(笑)

本多:いえいえ、その分1枚が高いんです(笑)

 

リードの寿命は、葦製を使っているMALTAさん曰く「1〜2週間」。一方のプラスチック製は、本多さん曰く「1年は持つ」そうです。

 

と、楽しい収録も無事に終わり、オフィシャルのカメラで集合写真をパシャリ。その時MALTAさんが…

 

「新聞の一面トップだーっ!」と咆哮(笑)

 

残念ながらそれはありませんでしたが(笑)、写真は番組の公式ツイッターに掲載されていますので、まだご覧になっていない方はぜひのぞいてみてください。

 

ということで今回はここまで。次回は『出直しまっせ!新生・大阪市音楽団』でお会いしましょう。

 

スィーユー!

 

(ペ)

視聴者からのコメント

2014年11月12日 00:11

いっち@東京在住

私は大阪市音楽団の大ファンで、今回の「なんてったってサックス」は大阪市音楽団のサックス奏者・田端直美さん目当てで見始めたのですが…MALTAさんと本多さんのトークが面白すぎました(←小林さんと田端さんはほとんど聞き役だったような… 笑)。
4人のアドリブ合戦もカッコよかったです!
最後には素敵なセッションも聴けて大満足な30分でした!!
次のアキラさん&大阪市音楽団の回も楽しみにしています♪

2014年11月10日 02:44

吹奏楽ファン

楽しく拝見しました。確かにサックスはかっこいいですね。以前は男性の奏者が多かったようですが今日の彼女達のように女性奏者も多くなりましたね!
昨日浜松のイベントに原信夫さんが来てくださいました。11月が誕生月だそうでささやかな(私が言うことではない・・)お祝いセレモニーがありました。何と88歳!米寿だそう。矍鑠としておられ指揮までしてくださいました。そんなサプライズが予定されていたのを観客も知らず感激しました。最近の中高生が上手にジャズを演奏できるのもこういった方のおかげですね。今日の番組で昨日の続きをみているようでした。そして明日はある番組に佐渡さんが・・すごく楽しみです。

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