ミテシル日記

絶景のスイスへ、音楽でひとっ跳び~!

2014年10月26日

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ハロー、ボン・ジュール、グーテン・ターク、チャオ! 番組レポーターのペンシルです。

 

今日は、一つの国の中で英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語など、さまざまな言語が使われているスイスのクラシック音楽を、指揮者の山田和樹さんが紹介してくださいました。スイス音楽と言えばヨーデルとアルペンホルン。そのくらいの知識しかなかったペンシルの耳には、どの曲もとても新鮮に響きましたが、みなさんはいかがでしたか? 

 

1曲目に演奏されたオネゲルの交響詩『夏の牧歌』は、佐渡裕さんもこの時、初めて聴いたそうで――

 

「ベートーヴェンの『田園』のような響きに、ドビュッシーやラベルのようなハーモニーが重なって、素朴さとアンニュイさ、ドイツ的なものとフランス的なものがミックスされた、いかにもスイスっぽい音楽」と興味津々。「今度、僕もやります!」と演奏宣言も飛び出しました。

 

佐渡さん、そしてペンシルに新しい音楽の風を届けてくれた山田さんは、現在、スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者。ジュネーブを拠点に音楽活動をされ、スイスと日本の国交樹立150周年親善大使でもある山田さんから見たスイスは、ずばり「平和な国」。住んでいる人には「平和すぎる国(笑)」だそうで、山田さんの指揮者就任のニュースはある種の“事件”となり、新聞の一面を飾ったそうですよ。

 

そんな山田さんと佐渡さんはともにブザンソン国際指揮者コンクールの優勝者です。今から25年前に優勝した佐渡さんは、「指揮者二人が一緒に舞台に立つことは珍しいので、正直ちょっと恥ずかしいけど、自分の若いころを見ているようで頼もしい。コンクールで優勝してもその後、活躍を続けられる人は多くはないので、彼には期待したい」と、エールを贈っていました。若き指揮者の今後ますますの活躍が楽しみですね。

 

ということで、今回はここまで。

 

また次回お会いしましょう。スィーユー!

 

(ペ)

 

視聴者からのコメント

2014年10月26日 20:34

ジュピトリス

いつも家族共々公開収録と番組を楽しく観てます。
余談ですが、指揮者の山田和樹さんは大晦日に東急ジルヴェスターコンサートで指揮やりますね。このコンサート、人気が高くてなかなかチケット入手できないんですよね。当方は1回しか見たことがありません(笑)カウントダウン成功するといいですね。

2014年10月26日 11:08

題名ファン

昨日ある高校の演奏(吹奏楽)を聴きました。今年のコンクールでも金賞に輝く成績。高校は三年間・・・その間に一念毎にメンバーが入れ替わる中で毎年金賞をとるのは難しいと思います。やはり指揮者をはじめ指導者、もちろん演奏する生徒の努力あっての事。当然私達は後姿を見るのですが自信と生徒への信頼をかんじました。上野さんや佐渡さんは加えて文化、言語等の違いを克服されているのですね。中々生演奏は聴きに行けないけれど、この番組のお蔭で知った事が多いです。今後のご活躍を祈念します。

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