2013年05月12日 09:30
【ピロシキ青島さんの悲しみ?】 おはようございます! さて次回は、名曲百選シリーズの第20弾として佐渡裕さんが大好きな1曲、ハイドンの交響曲第44番を取り上げます。 「悲しみ」という通称を持つこの曲は、私たちが知る感情表現が豊かで壮大なスケールを持つ交響曲の原型となったそうですが、舞台にはそんな記念碑的一曲が生まれた瞬間を目撃した という生き証人が登場します。青島広志さんに名前も見た目もよく似た“ピロシキ青島”さんです。 ハイドンと同じくエステルハージ家に仕えていたという庭師のピロシキさん。「家政婦は見た!」ならぬ「庭師は見た!」とハイドンの秘密を次々に暴露 ハイドンの心の闇に生々しく迫ります というわけで、次回はおなじみ青島さんの仮装シリーズをお届けしますが、ときに自虐ネタを絡ませネガティブなおかしみと共感を誘う、あのキャラクターはどうやって作られているのでしょう? 気になったのでご本人を直撃 すると… 「私自身、スネているところがあります」 と、キッパリ。そして続けざまに 「自分はハンサムというのではないのです。最近は指揮の仕事も多くやっているのですが佐渡先生とは比ぶべくもないのです。ピアノもかなり弾いていましたがコンチェルトを弾くようなピアニストではない、作曲もたくさんしていますが作品が世界を股にかけるという作曲家でもないのです、ですから佐渡せんせいのようなくものうえのかたがたとごいっしょしているとショゲテシマウノデス、イマデモシゴトイガイデサドセンセイトオハナシシタラマッカニナッチャウトオモイマ………」 以上、倍速でお読みいただけると臨場感が伝わるかと思いますが、お話を聞いて分かったことは、他者のみならず自分をも対象にしてしまう青島さんの分析力の凄さ! 「それが私の教育者としての基本姿勢」とおっしゃる青島さんにかかれば、陽気なイメージのハイドンも別の一面を明かされてしまうというわけです。 ピロシキさん自身は架空の人物なのでお話の真偽はさておき、“青島節”による斬新な考察は必聴 次回もどうぞお見逃しなく! Chie |
一生縣命な、青島さん。毎回おつかれさま。おかげでよくわかりました。これからも楽しませてね。