【心に沁みます】

来週4月14日はゲストに演歌歌手、ではなくジャズシンガーの八代亜紀さんを迎えてお送りします。

【思い出のレコードジャケットを見ながら、当時のことを楽しく語る八代さん】

大好きなお父様が買ってきてくれた１枚のレコードをきっかけに、小学生のころからジャズシンガーにあこがれていたという八代さん。中学を卒業後、歌える仕事ということでバスガイドになりますが、その仕事を内緒で休んで、なんとクラブに出演。これが思わぬ大騒動に

日本のクラブと言えば、男性がホステスさんとお酒を飲むところ。ジャズのライブハウスをクラブと呼ぶアメリカとの違いを知らなかった15歳の八代さんは、とにかくクラブで歌えばジャズシンガーになれる思っていたそうで…

「不良のアキはいらん！」と、お父様から厳しく叱られたと言いますが、とにもかくにも、こうしてクラブ歌手としての八代さんが誕生。来週の放送では、銀座時代に歌っていたジャズのスタンダードナンバーも披露してくださいます。

当時を振り返って

「銀座のアキちゃんは、モテたのよ〜」

と、茶目っ気たっぷりに打ち明ける八代さん。男性のお客さんだけでなく、ホステスさんたちまで八代さんの歌を目当てに移籍してきたそうですが、歌声を聞けばそれも納得。私もすっかり魅了されてしまいました

また、今回の収録で印象に残ったのは、八代さんの優しくキュートなまなざし。

生まれながらのハスキーヴォイスがコンプレックスだったこと、恥ずかしがり屋で苦労したバスガイド時代、そしてお父様との衝突など、大変なお話もたくさんしてくださいましたが、口調は常に穏やかで、最後は必ず笑顔に　ジャズを歌っても、演歌を歌っても、そしてお話をしていても、八代さんの優しさは心に沁み入るようでした。

皆さんも、そんな八代さんの世界をぜひご堪能ください。

Chie

【この笑顔にも魅了されました！】