おはようございます(^^)
滝川紗羽役の滝裕可里です。
さて、第28話は如何でしたでしょうか?
元スパイというレッテルから
巷では随分と悪者扱いをされていたようですが(笑)。
すべては難波重工のために!
ではなく、
すべては鍋島家族のために!
だった紗羽であります。
それに全力で乗っかってくれて
鍋島の家族のことも紗羽のことも救ってくれた戦兎くん。
最初から本当の事を話しておけば
万丈のことも美空ちゃんのことも
傷つけずに済んだんだと思う。ごめんね。
それでも許してくれた、万丈と美空ちゃん。
何も聞かずに信じて助けてくれたカズミン。
みんな、ありがとう。
大好きだー。
誰かを守る事とは正反対の正義を
信じて生きてきた紗羽。
27話で難波会長にビルドのデータが入ったUSBを渡すシーン、
実は内海と紗羽が目を合わすシーンは台本には描かれていなかったんです。
でも、内海と紗羽は同じ難波チルドレンとして
幼少期を共に過ごしたんじゃないかと想像すると
戦闘用に育てられた難波チルドレンとはいえども、
赤の他人という関係性ではないように思えて、
田﨑監督とお話をして
内海と紗羽が目配せをするというカットを撮って頂きました。
紗羽からすると一つ年上の内海はお兄ちゃん的存在だったのかもしれない。
「よくやった」と言われることが紗羽の喜びだったのかもしれない。
だけど、戦兎くんや万丈、美空ちゃんやカズミンと過ごしていく中で
誰かを倒すためじゃなく、
誰かを守るためや救うために戦う彼らを近くで見てきて
その正反対の正義を信じられなくなった。
本当の正義を信じてみたくなった。
すべては難波重工のためではなくなった。
そんな紗羽なのかなーっと
思いながら演じておりました。
以前テレビで見たのですが、
人が何かの洗脳から解けることはとても難しいことみたいです。
その理由は、善悪にかかわらず、どんな洗脳であっても
その人にとっては信じている事こそが正義だからだそう。
まさしく難波チルドレンです。
そんな洗脳を自ら解き、
誰にも相談できず葛藤していた紗羽を想うと
悲しくて愛しくて抱きしめたくなった。
美空ちゃんが抱きしめてくれて
とても嬉しかったです。
紗羽にとって初めての家族のような存在、
これからも皆と一緒にいられるといいなー
って、心底願っておりますが、、、
すべては武藤さん(脚本家)のみぞ知る!(汗)